サーベイ+オンライン学習、職場実践を通して「新入社員」の組織適応力を強化する

新入社員向け Onboarding-NAVI(オンボーディングナビ)

「新入社員」と「上司」の両方で、サーベイ+オンライン学習、
職場実践を通して、新入社員の組織適応力を強化します

新たに組織の一員となった新入社員が、学生から社会人への移行の壁を乗り越え、適応していく過程を支援するオンボーディングプログラムです。新入社員本人と育成を支援する上司が「サーベイとそのフィードバック」と「オンライン学習」、そして「職場での実践」を通して学びを深めていくことで、入社後のリアリティ・ショック(思い描いていた期待と現実とのギャップ)を乗り越え、主体的に組織になじんでいくための行動を身につけます。

新入社員の「組織適応力」が重要な理由

早期離職を防止し活躍に導くには、約8割の新入社員が感じる
リアリティ・ショックを乗り越え、プロアクティブ行動を身につけること

当社の調査結果によると、新入社員の約8割* が、入社後にリアリティ・ショック(思い描いていた期待と現実とのギャップ)を感じています。リアリティ・ショックは、新入社員の組織への愛着や長く働きたい気持ちを低下させ、早期離職の要因になりかねないものです。離職に至らないまでも、うまく適応できないままでいると、本来の能力を発揮できず、居心地も悪く、思いように活躍できなくなってしまいます。成長意欲や貢献意識の高い未来の組織を担う新入社員育成は、スタートと見守る体制が肝要です。
*パーソル総合研究所×CAMP「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」

新入社員の組織適応力(組織になじむ力)を身につけるために

Point1 「リアリティ・ショック」を乗り越えるための対処法を学ぶ

入社前に抱いていた期待と入社後の現実のギャップは、新入社員にとって避けては通れない壁となり、組織になじむ上でネガティブな影響を与えてしまうことがあります。リアリティ・ショックとはどのようなものなのか、どのように対処していけば良いのかについて理解を深ることで、リアリティ・ショックを乗り越えるポイントをつかみます。

Point2 「プロアクティブ行動」とは、具体的にどのような行動なのか理解する

プロアクティブ行動は組織行動論の用語で、「個人や自分自身や環境に影響を及ぼすような未来志向で変革志向の行動」と定義されています。組織になじむために必要なプロアクティブ行動とは具体的にどのような行動なのか、また、それを促進させていくためには職場の上司はどのような準備をすべきなのか、5つの行動を理解することが重要です。

得られる成果

組織適応力の向上により、新入社員の早期立ち上がりだけでなく、
上司の支援力・指導力向上につなげます

新入社員

  • 「正しくリアリティ・ショックと向き合う」準備をすることで、社会人の厳しさや現実に対する覚悟が芽生え、ポジティブな効果を引き出すことができるようになる

  • 直属の上司や先輩社員に限らず、他部署の社員との交流の機会を探求していき、仕事で支援してくれるネットワークを、自ら作り出すことができるようになる

  • 日々の仕事の中で困難な局面に対峙したとき、逃げ出さず、自分自身で取るべき行動について考え、行動することができるようになる

上 司

  • 新入社員がぶつかるリアリティ・ショックについて理解し、ポジティブな効果を引き出す働きかけを通じて支援できるようになる

  • プロアクティブ行動について理解し、仕事に対する向き合い方、取り組み方について支援・指導ができるようになる

  • 新入社員のネットワーク構築の重要性を理解し、その機会づくりを支援できるようになる

Onboarding-NAVI(オンボーディングナビ)の特徴

組織適応領域の第一人者である尾形 真実哉 教授が全面監修

尾形 真実哉 教授

「新入社員本人と、育成を支援する上司の
主体的な取り組みが不可欠」

組織適応力(組織になじませる力)とは

  1. 仕事の知識やスキルを円滑に習得させることができる力
  2. 会社の理念や文化、暗黙のルールなどを理解させ、体現させることができる力
  3. 良質で、広範な人間関係を構築させることができる力
  4. 会社に貢献できる高いパフォーマンスを発揮させることができる力
  5. 常に成長実感を与え続けることができる力
出典:尾形 真実哉「組織になじませる力」

尾形 真実哉(おがた まみや)
甲南大学 経営学部 教授

2007年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、博士(経営学)取得。2007年甲南大学経営学部専任講師などを経て、2015年より現職。専門は組織行動論、経営組織論。近著に『若年就業者の組織適応: リアリティ・ショックからの成長』(白桃書房,2020年)、『中途採用人材を活かすマネジメント―転職者の組織再適応を促進するために―』(生産性出版, 2021年)、『組織になじませる力 ~ オンボーディングが新卒・中途の離職を防ぐ』(アルク,2022年)。

書籍

Onboarding-NAVI(オンボーディングナビ)の全体像

「新入社員」と「上司」がともに学ぶから、組織適応に直結する行動が身につく

Onboarding-NAVI(オンボーディングナビ)は、新入社員の組織適応の状況を見える化するサーベイ「Onboarding-ATLAS(アトラス)」と、実践行動を支援するオンライン学習「Onboarding-BOOST(ブースト)」を、「新入社員」と「上司」が職場での実践を挟みながら並行して学んでいくプログラムです。

「新入社員」と「上司」が並行して学ぶプログラム

Onboarding-NAVI(オンボーディングナビ)全体像

*FBセッション=フィードバックセッション
*実施月は推奨例です

Step1(実施例:8月頃)

まずはサーベイで現状を見える化し、新入社員と上司が課題認識を共有

サーベイ「Onboarding-ATLAS(アトラス)」は、新入社員の普段の行動や思考特性を見える化することで所属する組織の中で成長し、活躍する人材となっていくための課題を明確にしていきます。組織適応の度合いとその背景となっている要因をデータで客観視し、新入社員、上司が共通の課題認識を持つことで、職場で組織適応を意識的に進めることを促進します。

Step1 サーベイで現状を見える化

Step1

*FBセッション=フィードバックセッション
*実施月は推奨例です

Step2(実施例:9月頃)

次に視聴時間10分以内のマイクロラーニングで、学びを深める

オンライン学習「Onboarding-BOOST(ブースト)」は、新入社員が組織の一員として活躍するために、学生から社会人への移行の壁を乗り越える行動を学習し、組織適応力(組織になじむ力)を主体的に強化していくためのオンライン学習プログラムです。アニメーション動画によるケーススタディや個人ワーク、受講者同士の共有などが可能。学習項目は動画視聴時間10分以内のマイクロラーニングのため、PC・スマホを問わず、スキマ時間を使っていつでもどこでも学習することができます。新入社員に求められる組織適応力について、本人と上司がそれぞれ学びを深めていきます。

Step2 学びを深めるマイクロラーニング

Step1

*FBセッション=フィードバックセッション
*実施月は推奨例です

オンライン学習の主な内容

新入社員

  • 組織になじむポイント

  • リアリティ・ショックの乗り越え方

  • 組織になじむ「プロアクティブ行動」

  • 行動計画の立て方とふり返りの方法

上 司

  • 組織になじむプロセス

  • リアリティ・ショックを和らげる支援

  • プロアクティブ行動を喚起する支援

  • 対話やフィードバックのポイント

Step3~4(実施例:10月頃~翌年2月頃)

フィードバックセッションと2回目のサーベイで行動変容の結果を見える化

オンライン学習ののち、新入社員と上司のそれぞれにサーベイのフィードバックセッションを行います。振り返りを元に立てたアクションプランの現場実践+支援を経て、2回目のサーベイで変化を可視化します。

Step3~4 現場実践+支援を経て、変化を可視化

Step3-4

*FBセッション=フィードバックセッション
*実施月は推奨例です

レポート内容

新入社員

新入社員の組織適応状況やプロアクティブ行動を見える化

  • 組織適応の度合い

  • 上司から見た新入社員の行動

  • 新入社員の行動や個人特性

上司

メンバーの組織適応状況、個人要因、環境要因を見える化

  • 組織適応の度合い

  • リアリティ・ショックの状態

  • 組織適応に影響する個人要因

  • 組織適応に影響する環境要因

実施の流れ

  • 1

    お問い合わせ

  • 2

    お打ち合わせ・ご提案

  • 3

    ご契約

  • 4

    Onboargin-NAVIの実施

  • 5

    ご報告・
    振り返り

よくあるご質問

BOOSTとATLASは個別に申し込むことはできますか?
できます。オンボーディング施策の実施状況に合わせ、どちらかだけを選ぶことも可能です。ただし、新入社員が組織に適応するには、本人、上司、人事のみなさまの取り組みが必要なため、弊社ではOnboarding-NAVIの導入を推奨しています。
フィードバックセッションをおこなわず、サーベイだけを実施することはできますか?
フィードバックセッションによって、データを元に振り返りと次のアクションを起こすという一連の行動変容の流れが起きるよう設計されているため、サーベイのみのご提供は行っておりません。
フィードバックセッションの後に、オンライン学習で復習することはできますか?
できます。オンライン学習は3か月間視聴可能ですので、期間内は何度でも繰り返し動画を視聴し、復習することができます。

人材開発・組織開発

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