メンバーの自律的な行動と成長を促進するコミュニケーションスキルを習得する
日々のコミュニケーションの中で、メンバーを承認したり、メンバーが抱える課題解決やさらなる成長のために支援したりすることは、マネジャー/リーダーの重要な役割です。一方で、メンバーの価値観の多様化、リモートワーク、人手不足、管理職のプレイングマネジャー化などを背景に、マネジャーにとってメンバーと日々のコミュニケーションを効果的に行うことが難しくなっているのが、昨今の職場環境です。本プログラムは、そのような職場環境の中でもメンバーの自律的な行動と成長を促進するために、必要なコミュニケーションスキル(承認、コーチング、フィードバック)を習得します。
メンバーの成長にかかわる機会は、目標管理のための面談など、フォーマルに設定される面談の場だけとは限りません。むしろ、仕事を進める中で常にメンバーとかかわるタイミングがあり、 日頃からメンバーと関係性を構築することが求められます。本プログラムが扱うのは、そのような「職場の中での日常的なかかわり方」です。
「職場の中での日常的な関わり方」のベースとなる「承認」、そしてメンバーの成長を支援するための「コーチング」や「フィードバック」について、単にそれらのスキルを習得するのではなく、その必要性や実践することの意義を「自分事」として深く理解することが重要です。
本プログラムは、基本知識の理解や、演習による「メンバーとの最適なかかわり方」に対するイメージの具体化などに、十分な時間をかけながら、承認と成長支援について学ぶことができるよう設計されています。
職場で起こり得る状況を再現した動画ケーススタディ、他の受講者の多様な考えに触れるグループディスカッション、スキルを習得するためのロールプレイなど、様々な学びの手法による演習を行い、実際の職場のメンバーとどのようにかかわるべきかを考えていきます。それにより、自己を客観的に振り返り内省をしながら、承認と成長支援に必要なコミュニケーションについて理解を深め、現場で再現できるスキルを習得していきます。
到達目標
集合または オンライン研修 (7時間) |
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「フィードバック」のセッションは立教大学 中原淳教授と株式会社パーソル総合研究所が共同で開発・制作したものです。