営業革新成功事例(4)
製品・営業が一体となった価値を創造し、同業種でのブランド調査上位を獲得。
業種:小売業(高級品)
エリア
4拠点
対象人数
約20人
準備期間
3ヶ月
実施期間
6ヶ月
研修実施回数
2回
ブランドへの思いがスタッフに伝わらず、製品に見合う営業活動が実践できない。
ブランドの理解を深め、自らの行動に落とし込む場を作る。
顧客の期待を理解し、それを超えるための高いレベルの行動ができていない。
顧客理解を深め、どのような行動がよりブランド価値を高める行動なのかを考察する。
どのような営業活動がブランド価値を高めるのか、スタッフ間の認識・対応レベルにばらつきがある。
店舗ごとの課題に合わせたプランを策定し、チームメンバーシップを高める。
ブランドへの思いが人事異動や組織変更でうまく引き継げない。
マネジメントによるブランドの継承・深耕を行い、継続的な現場浸透を行う。
ブランドの理解が浸透し、高いモチベーションでブランドに見合う行動が何かを自ら考える店舗になった。
店舗内でのブランド理解が継承されるようになり、人事異動や新人採用があっても高いレベルの行動を継続できるようになった。
好調な販売動向と顧客満足から、同業種でのブランド調査で上位を獲得した。
営業や接客といった活動がブランド価値にどのくらい影響を与えているかを実体験から知る経験を増やす必要があります。高級な飲食店や宝石店など、異業種でのブランド価値のサービスを経験することで、ブランド価値を自分の行動に紐づけるきっかけを作ります。
顧客が体験するブランドやスタッフとの接点を店舗におけるCSサイクルとして詳細に設計します。各顧客との接点すべてにおいて自らの立場・役割に合わせて、上質な体験を演出するためのアクションを具体化し、一人ひとりが実践できる行動計画に落とし込む必要があります。
自分がブランドの一部であると理解し行動するためには、ブランドについて会社から与えられたコンセプトだけでなく、自らの言葉で語れるところまで浸透させる必要があります。上記のブランド理解の促進を通じ、ブランドに関わるすべての人にとって、ブランドを自分事とし、認識を深めます。
CSサイクル分析による改善行動とそのアクションプランを常にブラッシュアップし、店舗がひとつのチームとなってブランドにふさわしい行動をとることができているかを考え、自らの力で実践できる力をつけることが必要です。店長や上位マネジャー等の力を借りながら、必要な行動が継承され、深耕されるためのマネジメントを実行する必要があります。
高いブランド価値を維持するための行動はすべてがマニュアルにできるものではありません。スタッフ一人ひとりが、そのブランドを構成する一員としてどのような行動をとるべきかを常に考えられる店舗であることが理想的です。最高のCS活動の追求を通じて、実際にブランド調査で上位を獲得できたことが、さらに自分たちの自信につながると思います。