営業革新成功事例(2)
ソリューション型の営業へのイノベーションを実現し、新価値領域で1.8倍のリード獲得。
業種:印刷
エリア
1拠点
対象人数
7人
準備期間
3ヶ月
実施期間
半年
研修実施回数
4回
営業スタイルが請負的になってしまっており、お客様目線の視点がない。
営業目線ではなく、顧客目線を徹底するための方法論を理解させる。
提案の領域が既存の製品の価値領域から脱却できず、新たな領域の提案ができない。
イノベーションの基本的理解を徹底し、新領域提案の基礎を作る。
お客様とのコミュニケーションも画一的となり、期待も限定的になっている。
お客様から情報や期待を引き出す面談スキルを高め、新しい商談を獲得する土壌を作る。
営業自身が変わる意識が低く、従来からの思考から脱却できない。
新たな営業スタイルの実践を繰り返し、成果を得ることで自信をつける。
面談スキルとともに問いを立てる力が養われ、お客様にとっての新たな価値につながる仮説を考えられるようになった。
実践を通じて、新しい営業スタイルへの転換が徐々になされ、既存の価値領域、および新価値領域での商談が増えた。
特に、新価値領域にて1.8倍の引き合いを獲得できた。当初狙った新価値領域での受注ができる体質へと変化できた。
特に、請負型の営業スタイルが定着している場合、顧客目線でのコミュニケーションが取れず、営業目線の営業活動が主体になってしまっている場合があります。新製品や新サービスだけを提供しても、それに見合う営業活動が行われなければ売り上げにつながりません。
有力な営業は顧客からしっかりと情報を引き出し、面談相手のステイクホルダーの個々の考えを理解し、行動することができます。新たな営業スタイルを目指すとしても、営業の基礎となるスキルを十分に備えておくことが重要です。現在の営業の基礎力が高いかを確認し、必要に応じて営業基礎力を高めるトレーニングを行います。
新たな領域での提案には、既存の枠組みに固執しない営業活動が必要です。顧客のビジネスゴールを考えながら、イノベーションの発想ができなければ新価値領域の適切な提案ができません。新たな領域への提案ができる資質があるかを見極め、必要に応じてイノベーションの発想を習得するトレーニングを行います。
請負型の営業スタイルが浸透してしまっている場合、顧客にも請負型のビジネスしか期待できないと認識されている場合が多くあります。顧客の期待が高まらなければ、顧客から新価値領域での商談を引き出すことはできません。顧客の課題をしっかりと聞き出し、顧客の気づいていない「本当にしたいこと」に目を向け、ともにその未来が実現ができるパートナーだという認識になるよう営業活動を変化させていきます。
プレゼンテーション力の強化や適切なフィードバックを通じて提案力を強化し、新価値領域での商談経験を増やします。実践を通じて成功体験を増やし、従来型の営業スタイルからの脱却を図ります。
顧客から求められる商材や価値が常に変化している中で、従来型の営業スタイルを維持しているだけでは、じわじわと売り上げが下がっていく場合があります。そういった場合、新製品が投入されるだけでは解決できない場合が多く、営業スタイルも変わる必要があります。当プロジェクトでは、請負型から提案型への大きな営業スタイルの転換でしたが、新たな価値領域で商談が生まれるようになったことは大きな成果だと思います。