近年、関心の高まる「人的資本経営」。
その実現に向けて、どのような視点や意識を持ち、どう実践していけばよいのでしょうか。
識者や経営層をはじめ、さまざまな立場の方へのインタビューや独自調査・分析などを通して検討していきます。
2022.6.10
特設サイトを公開しました。
グローバル化や産業構造の急激な変化、少子高齢化、人生100年時代の到来、価値観の多様化など、企業を取り巻く環境が大きく変化する中、「人的資本経営」への関心が高まっています。2020年9月に経済産業省によって、人的資本に関する研究会の報告書として通称『人材版伊藤レポート』が公表されると、国内の企業における関心は一層高まりを見せました。2022年5月には、続く『人材版伊藤レポート2.0』が公表されています。
そこで、このサイトでは、「なぜ今、『人的資本経営』が重視されているのか」「どのように情報開示していくのがよいのか」など、「人的資本経営」に関する動向や企業の実態のほか、今後の対応に向けて企業として知っておきたい観点や考え方などについて、識者や企業経営層の方などからのご意見や独自の調査・分析などを通して検討していきます。
2022.05.27
企業における⼈的資本情報の開⽰に関する実態を確認するため、従業員規模1,000名以上の上場企業および非上場企業の役員層・⼈事部⻑に対し、調査を実施しました。
「人的資本経営」については、概念は理解しつつも、情報開示に向けた具体的な指針への理解は低い傾向にありました。上場企業のみならず、非上場企業でも関心は高く、優先度の高いテーマとして取締役会や経営会議で扱われています。しかし、調査時点では、標準化された開示項目などを意識した開示を行っている企業は多くはなく、情報収集の段階にあることが示唆されました。また、関心の範囲はIRにとどまらず、採用や意識改革など広範にわたっていました。まずは早期に着手し、取り組みの進捗や改善結果などを継続的に開示していくことが有用といえるでしょう。
2022.06.10
『人材版伊藤レポート』の着眼点などについて識者や経営層にインタビューした記事や、人的資本の情報開示に関する企業の取り組み実態を調査した結果をまとめた一冊。
2022.08.02
人的資本経営の実現に向け、経営戦略と適合的な人材戦略を策定し、その人材戦略を実行に落とし込んでいく担い手となる人事部の在り方を紹介します。
2022.07.27
人的資本情報の開示が求められる中、企業はどのような姿勢で何を重要視して開示する重要項目を決めていくべきなのか、その方向性と具体的な枠組みを紹介します。
2022.07.15
歴史的変遷、海外との比較やESG、SDGsとの位置づけを通じ、人的資本経営の実現に向けて、日本企業の特性を活かした「あるべき姿」を紹介します。
2022.06.10
経済産業省が公表した通称『人材版伊藤レポート』の概要を分かりやすくまとめています。
2022.06.10
「人的資本情報開示」に関する独自の実態調査の結果を解説します。
2022/6/10
自社の独自性を見直す好機に日本企業において人的資本経営は浸透するのか。歴史的背景を振り返りながら、現在の潮流と展望について考察します。
公開日:2022/6/10