この プロジェクト について
『ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ』は、立教大学中原淳教授・ベネッセ教育総合研究所・パーソル総合研究所による、未来を生きる高校生~若手社会人が、「よく生きている」「はたらいて笑っている」未来をワクワクして描き、意欲を持って学びや行動へと向かうための羅針盤を届けることを目的とした産学連携の研究プロジェクトです。
公開日:2022/07/29 最終更新日:2023/12/07
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調査結果
概要
本研究プロジェクトは、『①若年就業者の多様な活躍とウェルビーイング(主観的幸福感)に重要となる資質・能力・適性を明らかにする』『②活躍とウェルビーイング(主観的幸福感)のために重要となる仕事経験/最終卒業校時代の学び・経験の内容を探る』『③ソーシャル・エンゲージメント(社会貢献意識)が高い就業者の特徴を明らかにする』ことを目的に調査しました。

座談会
2022年2月、立教大学の中原淳教授、ベネッセ教育総合研究所、パーソル総合研究所は『ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ』の第1フェーズの成果として、「若年就業者のウェルビーイングと学びに関する定量調査」の結果を公表しました。社会人として幸せな活躍をしている若者には、それぞれ異なる価値観を持っているにもかかわらず共通項がありました。それは、「ソーシャル」です。主体的な学びに加えて、人を巻き込む姿勢や社会課題への興味があることなどが、個人のウェルビーイング(主観的幸福感を高めながら、組織で活躍していること)に関連していることがわかりました。この結果を受けて、本プロジェクトメンバーによる座談会を実施。これまでの調査結果について語り合いました。

プロジェクト
メンバー紹介
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- 立教大学 経営学部 教授
- 中原 淳
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- ベネッセコーポレーション 事業戦略本部
- 小林 今日子
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ベネッセコーポレーション
事業戦略本部
海外事業開発本部 - 上田 浩太郎
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ベネッセコーポレーション
事業戦略本部
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
主席研究員 - 木村 治生
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
教育研究推進室 室長 - 小林 一木
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
教育イノベーション
センター長 - 小村 俊平
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
主任研究員 - 須永 正巳
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
学習科学研究室
室長 - 佐藤 昭宏
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
所長 - 野澤 雄樹
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ教育総合研究所
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ文教総研
主任研究員 - 村山 和生
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ベネッセコーポレーション
ベネッセ文教総研
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パーソル総合研究所
シンクタンク本部
上席主任研究員 - 小林 祐児
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パーソル総合研究所
シンクタンク本部
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- パーソル総合研究所 シンクタンク本部 研究員
- 砂川 和泉
コラム・寄稿
ベネッセ教育総合研究所・パーソル総合研究所それぞれの研究員が本調査結果を基に若者のウェルビーイングと学びについて執筆したコラム・寄稿を掲載しています。
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2023年12月07日
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学生時代のどのような学び経験が仕事で幸せを感じ活躍することにつながるのか
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2023年11月22日
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社会人になってからのどのような経験が仕事で幸せを感じて活躍することにつながるのか
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2023年11月21日
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仕事で幸せを感じ活躍している若手社会人に見られる「5つの学び方」とは

若者
インタビュー
未来を生きる大学生や若手社会人。彼らのインタビューを通して、これからの社会で活躍し、「ウェルビーイング」に生きるためのヒントを探っていきます。

このサイトについて
『ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ』サイトでは、立教大学中原淳教授・ベネッセ教育総合研究所・パーソル総合研究所による産学連携の研究プロジェクトが実施した「若年社会人の活躍と学びに関する調査」の結果や、プロジェクトメンバーによる「座談会」「研究コラム」、社会で活躍する若者のリアルな声を届ける「若者インタビュー」などのコンテンツをご紹介します。

中原 淳
東京大学卒業、大阪大学大学院、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2018年より現職。立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所 副所長などを兼任。博士(人間科学)。専門分野は人材開発・組織開発。単著(専門書)に『職場学習論』(東京大学出版会)、『経営学習論』(東京大学出版会)、人材開発研究大全(東京大学出版会)。一般書に『研修開発入門』『駆け出しマネジャーの成長戦略』『アルバイトパート採用育成入門』『働くみんなの必修講義 転職学』『チームワーキング』など、その他共編著多数。

小林 今日子
ベネッセコーポレーション事業戦略本部所属。STEAMや探究学習など新しい学びを開発している。

上田 浩太郎
ベネッセコーポレーションにて事業戦略本部、海外事業開発本部を担当。グローバル視点で新しい学び・多様な学びの研究・事業化に取り組んでいる

木村 治生
ベネッセコーポレーション入社後、子ども(乳幼児~大学生)、保護者、教員を対象とした意識や実態の調査研究、学習のあり方についての研究を担当。文部科学省や経済産業省、総務省から委託を受けた調査研究にも数多く携わる。東京大学客員准教授(2007、2014-16)、東京大学客員教授(2021-22)、横浜創英大学非常勤講師(2018-)、文部科学省「中高生を中心とした子供の生活習慣づくりに関する検討委員会」委員(2013)、「中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業」における選定委員会委員(2017)、草加市子ども教育連携推進委員会専門部会委員(2014~)など。専門は社会調査、教育社会学。

小林 一木
ベネッセ教育総合研究所 教育研究推進室 室長。
福武書店(現ベネッセコーポレーション)入社以来、高等学校の教育支援に携わり、進研模試責任者、アセスメント開発責任者をへて、2018年よりベネッセ教育総合研究所副所長、2022年より現職。
そのほか、一般社団法人教育のための科学研究所理事、東京都教育委員会と教職大学院との連携協議会委員、私立大学非常勤講師などを務める。
「新しい学び」の調査、研究を担当。現在は、「子どもの生活リズムと健康・学習習慣に関する調査」など子どもを対象とした調査、研究に加え、「若年就業者のウェルビーイングと学びに関する定量調査」のほか、「教員の働き方改革と学びの調査」や新しいデバイスを使った研究方法の調査、開発など主に大人を対象とした研究・調査も行っている。部分執筆に『改訂新版 ロボットは東大に入れるか』。

小村 俊平
民間シンクタンクを経て、2006年にベネッセコーポレーション入社。2020年よりベネッセ教育総合研究所次世代の学び研究室主席研究員、2022年よりベネッセ教育総合研究所教育イノベーションセンター長。全国の自治体・学校とともに次世代の学びの実践と研究に携わる。全国の教員と共に「生徒の気づきと学びを最大化するPJ」を主宰し、毎週水曜日のオンライン対話、毎月のトークライブを開催。探究的な学びの交流コミュニティである「ベネッセSTEAMフェスタ」を2011年から毎年開催する。また、岡山大学学長特別補佐として、全国の中高生とのオンライン対話「SDGsユース」を主宰する。
2015年~2020年まで日本イノベーション教育ネットワーク(協力OECD)事務局長/東京大学公共政策大学院客員研究員として産学連携コンソーシアムの企画運営に従事し、OECD Education2030の国際会議に参加。現在は、岡山大学学長特別補佐、一般社団法人ICT CONNECT 21 理事、 日本STEM教育学会幹事等も務める。これまで複数の学校設立、学校改革やカリキュラム開発に携わる。

須永 正巳
中等教育・高等教育段階での思考力・科学的リテラシー・数学的リテラシー・教科学力などの評価・測定のための問題項目研究開発に携わる。認定NPO法人「八王子つばめ塾」理事

野澤 雄樹
アイオワ大学大学院教育学研究科博士課程修了 (Ph.D. in Psychological and Quantitative Foundations)。ベネッセ教育総合研究所にて主席研究員、資質能力測定研究室室長、学習科学研究室室長等を経て現職。専門は教育測定学。現在の研究テーマは次世代型アセスメント開発の土台となる学習科学研究の推進。

村山 和生
株式会社ベネッセコーポレーションでは、進研模試等を通した高等学校への進路指導支援、大学入試分析、進路説明会講師等を担当。平成24年からはベネッセ教育総合研究所・高等教育研究室にて、シニアコンサルタントとして大学の教学改革支援や入試動向分析、「VIEW21大学版(現:Between)」編集長等を担当。入試動向分析結果は各種マスコミでも取り上げられる。平成28年からはベネッセ i-キャリアにて大学生向けのアセスメント分析や大学IRのための統合データベース開発などを担当。平成29年からは一般財団法人大学IR総研の調査研究部にて、研究員として高等教育全般の調査・研究と教学改革支援、ならびにIRの推進支援に携わる。ベネッセコーポレーション帰任後は、学校支援事業の経営企画業務に従事。令和3年からはベネッセ文教総研の主任研究員として、高等教育領域を中心に「学修成果の可視化」「IR」を主なテーマとして調査、研究、情報発信を続けている。

佐藤 昭宏
ベネッセコーポレーション入社後、ベネッセ教育総合研究所にて子ども・保護者・教員に関する調査研究や編集業務、学習理論に基づく教材・研修開発、自治体・高等教育機関との教育の質保証に関する共同研究に複数携わる。文科省「職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進事業」(2017-)「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」(2016-2018)委員。経団連「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」委員(2019)。関東学院大学非常勤講師(2019-2022)。専門社会調査士。

小林 祐児
上智大学大学院・総合人間科学部 社会学専攻 博士前期課程修了。NHK放送文化研究所に勤務後、総合マーケティングリサーチファームを経て、2015年パーソル総合研究所に入社。おもな研究領域は人的資源管理論・理論社会学。近著に『早期退職時代のサバイバル術』(幻冬舎新書)、共著書に『働くみんなの必修講義 転職学』(KADOKAWA)、『残業学』(光文社)、『会社人生を後悔しない 40代からの仕事術』(ダイヤモンド社)など。

砂川 和泉
大学では社会心理学を専攻し、大手市場調査会社にて10年以上にわたり各種定量・定性調査の企画・分析やビジネスデータの解析業務に従事。2018年にパーソル総合研究所入社。「従業員のキャリア自律に関する定量調査」「ワーキングマザー調査」など、おもにキャリアや女性の就労について調査・研究をおこなっている。
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