受講対象者
日本型雇用からの転換が求められている現在において、若手社員への人事的なアプローチは、各社が頭を悩ませているテーマです。
若手社員は、子ども時代には「個性重視」の義務教育、大学では手厚い「キャリア教育」を受け、自分の個性や適性、成長に対して高い関心を持っています。一方、経営層や管理職層は、日本型雇用の中で脇目もふらず仕事に邁進してきた方々が多く、それぞれが過ごしてきた環境が全く異なり、理解の難しさを生んでいるように思います。
今回のセミナーでは、若手社員がキャリアに関する焦燥感を抱いているという研究成果を題材にしながら、若手社員の育成やキャリア開発支援への方策を参加者の皆様と考える機会にしたいと思います。
日本製粉株式会社の人事、株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)のキャリアカウンセラー、株式会社リクルートマネジメントソリューションズの研究員を経て独立し、大学生のキャリア形成支援に従事。その後、横浜商科大学商学部専任講師を経て2017年4月より現職。
筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了、博士(カウンセリング科学)。
<著書>『働くひとのキャリア焦燥感-キャリア形成を急ぐ若者の心理の解明』ナカニシヤ出版、2020年
大手建設会社で総務人事担当、電気メーカー子会社での採用及び研修担当を経て、株式会社日本能率協会コンサルティングに入社。研究所や技術開発組織の知的生産性向上を目的とした組織開発コンサルティングと管理職及び経営層のコーチングを担当。顧客は、大手IT企業、プリンタメーカーなど。コンサルティング対象チーム数は、1,000を超える。2015年にトーマツイノベーション株式会社に入社。人材育成コンサルタントとして内定者から経営者向けの人材育成体系などをコンサルティングと研修を実施。同時に講師派遣研修事業の事業責任者に従事。2018年10月より現職。
証券会社の営業、専業主婦、商社での経営企画職を経て、人材派遣会社にて、広告宣伝、営業、コーディネーター、スタッフ教育、企業研修等すべての分野を経験。多くの派遣社員、女性部下などをマネジメントしてきた経験を活かして、ダイバーシティ推進等のプログラム開発・セミナー企画・運営に従事。キャリア開発については、2004年キャリア・カウンセラー資格取得。社会人大学院に通い、アカデミック領域と実務を繋げる研究に従事。専門は、女性の昇進意欲とメンタリング。2009年より現職。
2020年4月、新設された企業向けキャリア開発支援を担当。
時間 | 内容 |
---|---|
10:00 |
●企業内キャリア開発支援の必要性●講演 『働くひとのキャリア焦燥感』どのようなときにキャリア焦燥感が喚起されるのか? 若年就業者が抱くキャリア焦燥感の正体とは? どのようなキャリア焦燥感が早期離職につながるのか? ●参加企業間のグループ討議若手社員育成の課題と対策について ●質疑応答●キャリア開発ソリューション紹介 |
12:00 |
・当日は、オンラインでWEBセミナーにご参加いただきます。
ネットワークにつながる、PC環境やスマートフォンまたはタブレットをご用意ください。
・周囲の雑音が気になる環境からご参加なさる場合はイヤホンマイクをご用意ください。
・URLをクリックするだけの簡単オンライン受講システム『Zoom®』で配信いたします。
・ログイン方法などは、お申込いただいたメールアドレス宛に事務局よりご連絡を差し上げます。
お問い合わせはこちら