2019年01月16日
Vol.167:「働き方改革関連法」2019年4月に施行 長時間労働是正のためにいま企業がすべきこと
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【パーソル総研メルマガ】 Vol.167:「働き方改革関連法」2019年4月に施行
長時間労働是正のためにいま企業がすべきこと
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-◆ INDEX ◆-------------------------------------------
〔1〕「働き方改革関連法」2019年4月に施行
長時間労働是正のためにいま企業がすべきこと
〔2〕Information
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┏━┓「働き方改革関連法」2019年4月に施行
┃ 1┃長時間労働是正のためにいま企業がすべきこと
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2019年4月より、段階的に働き方改革関連法が施行されます。その中でも企業で働く人
に大きな影響を及ぼす改正が「時間外労働の上限規制の導入」でしょう。時間外労働の
上限を最大で月100時間、年720時間とし、時間外労働が月45時間を超える月は6回まで、
また休日労働を合わせて2~6カ月の平均を80時間以内にするというガイドラインが
制定されています。上限を超えた場合は罰則として、雇用主に半年以下の懲役または
30万円以下の罰金が科せられます。
そのような社会背景の中、企業には早急な長時間労働是正のための対策が求められていま
す。パーソル総合研究所では、長時間労働について直感と経験に基づいた議論をするのでは
なく、調査データに基づいて長時間労働問題を「科学」していくことを目指し、実践的な
残業対策をご紹介しています。
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◆職場の残業発生メカニズム――
残業習慣の「組織学習」を解除せよ
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いま、長時間労働是正に向けての議論に必要なのは、職場で起こっている残業発生の
メカニズムについてのエビデンスに基づいた冷静な分析です。パーソル総合研究所では
立教大学・中原淳氏とともに「職場においてなぜ残業が発生するのか」というメカニズムを
調査データの分析により明らかにしました。長時間労働は「集中」「感染」「麻痺」「遺伝」
という4つの主要メカニズムによって組織的に「学習」され、世代を超えて「継承」されて
きているのです。本コラムでは、組織学習により職場に定着してしまった長時間労働の
慣習を断ち切るために企業が取り組むべきことを考察します。
■詳細はこちら
https://rc.persol-group.co.jp/column-report/201812130001.html
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◆「ムダな会議」による企業の損失は年間15億円
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「社内会議・社内打ち合わせ」で1日が終わる。そのような悩みを実感されている方も
多いのではないでしょうか。長時間労働や労働生産性について議論する際、しばしば
指摘されるのが「会議・打ち合わせの多さ」です。日本企業はいったいどのくらいの
時間を会議に費やしているのでしょうか。そしてそれらの会議時間は果たして有益に
使われているのでしょうか。本コラムでは、ムダにならない会議のあり方を考察し、
ムダ会議を防ぐためのポイントを紹介します。
■詳細はこちら
https://rc.persol-group.co.jp/column-report/201812130003.html
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◆残業習慣はなぜ生まれ、なぜ無くすべきなのか――
残業のメリットとデメリット
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長時間労働是正に取り組もうとするとき、「残業/長時間労働」の歴史に目を向けて
みることも重要です。いまでは長時間労働は過労死や自殺のリスクを高めるとして
深刻な社会問題となっており、早急な対策の必要性が叫ばれていますが、戦後日本の
高度経済成長期においては適合的な働き方であるともいえました。しかし、時代が
変わって価値観が大きく変化してもなお残り続ける長時間労働の慣習は、深刻化する
人材不足時代においてさらなる足かせとなっています。本コラムでは、日本の働き方の
歴史を紐解き、残業のメリットとデメリットを明らかにした上で、長時間労働是正を
推進していくためのヒントをお伝えします。
■詳細はこちら
https://rc.persol-group.co.jp/column-report/201802081200.html
※パーソル総合研究所×立教大学・中原淳氏の共同研究「希望の残業学」
詳細はこちらから>>https://rc.persol-group.co.jp/zangyo/
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┃ 2┃Information
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※内容・リンクは配信当時のものです
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