Vol.220:「文化の違い」で済ませない-外国人と相互理解を深めるためには?-

2021年03月31日

Vol.220:「文化の違い」で済ませない-外国人と相互理解を深めるためには?-

厚生労働省の発表によると、2020年10月末時点の日本で働く外国人労働者数は約172万人。
前年から増加率は低下したものの、労働者数は過去最高を更新しました。
現在は新型コロナの影響により国際的な人の往来が制限されていますが、日本の人口減少が進む中、コロナ収束後に揺り戻しが起こる可能性が十分考えられるでしょう。

当社調査の結果では、外国人材の採用・定着のためには、日本人の意識の面からダイバーシティをさらに進め、
外国人との相互理解を深めることが必要であることが見えてきています。

今号は、こうした調査結果のほか、外国人材の受け入れと定着の課題について解説したコラムをご紹介します。

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「文化の違い」で済ませない-外国人と相互理解を深めるためには?-(Vol.220)
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INDEX-
[1]多文化共生意識に関する定量調査
[2]外国人材の受け入れ課題「賃金」-外国人材の採用・定着・共生を探求する-
[3]ダイバーシティ職場で起こる「外国人受け入れショック」を防ぐには

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[1]多文化共生意識に関する定量調査
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パーソル総合研究所が2021年3月に公表した「多文化共生意識に関する定量調査」の結果をまとめています。
日常生活と職場環境のそれぞれにおいて日本人が持つ外国人への排他意識や、企業におけるダイバーシティに関する教育の特徴のほか、コロナ禍における在留外国人の困りごと・要望などを明らかにしています。

▼詳細はこちら>>
https://rc.persol-group.co.jp/research/activity/data/multicultural-consciousness.html

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[2]外国人材の受け入れ課題「賃金」-外国人材の採用・定着・共生を探求する-
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パーソル総合研究所が実施した「日本で働く外国人材の就業実態・意識調査」では、外国人材が抱える職場への不満は、
「給料が安い」「給料が上がらない」「昇進・昇格が遅い」といった処遇に関する不満、「明確なキャリアパスがない」が上位に挙がりました。
また、世界各国と日本の賃金水準を比較することで、外国人材に対する賃金設定や評価基準の重要性を指摘します。

▼詳細はこちら>>
https://rc.persol-group.co.jp/column-report/202005280001.html

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[3]ダイバーシティ職場で起こる「外国人受け入れショック」を防ぐには
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パーソル総合研究所の「外国人部下を持つ日本人上司の意識・実態調査」結果によると、「強いストレスを感じることがある」と答えた日本人上司は、パート・アルバイトの上司で約4割、正社員の上司で3割を超えました。
日本の雇用習慣やマネジメントは独特な面が多く、異なる常識をもつ外国人材との間に齟齬を生みやすいといった声もしばしば耳にします。
外国人のマネジメントにおいての課題と対応策について、調査データをもとに解説します。

▼詳細はこちら>>
https://rc.persol-group.co.jp/column-report/202006250001.html

※内容・リンクは配信当時のものです

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