個人の「学び直し」だけでは解決できない、組織としての「戦略的なリスキリング」を支援します

リスキリング

個人の「学び直し」だけでは解決できない、
組織としての「戦略的なリスキリング」を支援します

パーソル総合研究所では、有効なリスキリングのための「変化創出モデル」を提言しています。
これは、会社が主導する戦略上のリスキリングはもちろんのこと、働く一人ひとりが個々のキャリアに必要なリスキリングについても自ら考え取り組むことを促す土壌として、学習機会の提供に加え、「キャリア」「目標管理」「学びのコミュニティ化」というリスキリングを支える3つの仕組みに取り組むという考え方です。

当社はこのモデルに基づき、様々な観点から貴社のリスキリングの取り組みをご支援します。

リスキリングを支える「変化創出モデル」

解決できる課題

リスキリング=DX人材の育成?…
テクノロジーの進化に適応する「学び直し」だけでよいのか?

リスキリングとは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義されています(経済産業省, 2021)。昨今の「DX人材」という言葉が表すように、進化し続けるテクノロジーに関するリテラシーやスキルを持ってビジネスの変革をリードする人材の獲得・育成は急務と言えます。

とはいえ、いわゆるスキル研修やeラーニングを性急にあてがっても、組織として期待する成果を得ることは難しいのではないでしょうか。リスキリングは、人的資本経営において、経営戦略と連動した人材戦略の要素の1つであり(人材版伊藤レポート, 2020)、事業を成長領域へシフトさせ新たな価値を創出するためのドライバーとして位置づけられています。つまり、単に学ぶだけでなく、それが事業成長につながる形で職場での実践や異動・配置に反映されてこそ、意味をなすものです。

したがって、個々人のキャリア開発支援や職場での目標管理運用の見直し、さらには、学ぶ意欲を維持・向上させる社内外のつながり創出といった包括的な取り組みとして、「戦略的なリスキリング」を推進する必要があるのです。

  • こんな課題・お悩みありませんか?

    • 選択可能な学習メニューを増やしても、自ら学ぶ人が少ない

    • 多くの社員にDXに関する研修を実施しているが、職場が何も変わらない

    • 社員のリスキリングが、企業としての新たな価値の創出や、キャリア充足によるエンゲージメントにつながっていない

  • リスキリングに必要な研修だけでなく、個々の社員の動機づけ、
    学びが実践・成長につながる目標管理、職場の学び合いの促進など、
    「組織としての戦略的なリスキリング」の実現を支援します

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パーソル総研の「リスキリング」の特長

Point 01調査・研究活動をベースとしたソリューション提案

シンクタンク部門を擁するパーソル総合研究所では、人と組織に関する様々な調査・研究を行っています。調査研究により導出・検証された「変化創出モデル」をもとに、リスキリングの阻害要因を低減し、促進要因を活かして成果につなげるためのソリューションを、貴社固有の課題に合わせてご提案します。

調査・研究活動をベースとしたソリューション提案
「変われる個人」をつくる、「学ぶ土壌としての組織」も包括したアプローチ

Point 02「変われる個人」をつくる、
「学ぶ土壌としての組織」も包括したアプローチ

「日本人ビジネスパーソンは、諸外国と比較して突出して学んでいない」ことが様々な調査で指摘されています。たとえ成長領域に対しリスキリングすべきテーマを示したとしても、その先を個人の自主性だけに委ねていては、目指す成果には、なかなかたどり着けません。
パーソル総合研究所では、「学習支援」をはじめ「キャリアの仕組み」「目標管理の仕組み」「学びのコミュニティ化」など、組織全体に対する包括的な視点を持ち、貴社とのディスカッションを通して、効果的な施策に落とし込むことを支援します。これにより、働く個々人が組織のつながりの中で「変われる個人」として相互作用しあい、新たな価値を生み出すことを目指します。

Point 03実践と行動変容を促進するプログラム設計

研修による知識・スキルのインプットにとどまらず、学習したスキルを職場でどう活かし実践するのかを見据えたプログラム設計と効果測定までご支援が可能です。実践促進と行動変容に向けて、アセスメントによる自己理解・課題認識、上司によるフォローやコーチによる伴走、チームでの学び合いなどを組み合わせ、実践への橋渡し、実践上の阻害要因の解消にも取り組んでいます。

実践と行動変容を促進するプログラム設計

担当者・受講者の声

Voice 01大手金融機関/「リスキリング」の動機づけにつながるキャリア研修への見直し支援

課題

  • 従来のキャリア研修では、キャリアの棚卸しによる自己理解をふまえてキャリアビジョンとプランを作成していたが、
    未来のイメージが難しくどうしても表面的な行動計画にとどまっていた。

改善

  • リスキリングしないことのリスク、することで得られる機会を具体的に体感いただくプロセスを組み込むことにより、
    変化への感度と欲求を高め、主体的にアクションプランを描けるようにした。

お客さま事務局の声

将来自身に起こる出来事を想像しやすくするための抜本的な見直しによって、受講者の健全な危機意識が高まりました。
結果として、行動計画の質が高まり、リスキリング関連の具体的な取り組みが増えました。

受講者の声

50歳になるまでに必要な準備を考えると、時間が足りないことに気づいた。意識を変えるのも行動を変えるのも早い方が良いと感じた。

社内での肩書が無くなっても、価値を出し続けていける自分でいたいと思った。

次のキャリアに向けて考えるべきこと、学ぶべきことがクリアになった。先を見据えたプランニングをしていきたい。

スキルアップに年齢は関係ないとあらためて思ったし、終わりはないということも実感した。

セカンドキャリア対して受け身の姿勢だったが、リスキリングによって自分の市場価値を上げるなど、今から取り組む必要があると分かった。

失敗するリスクだけでなく、動かないことで失うリスクもあることが分かった。今後はより主体的に行動してみようと思った。

Voice 02大手サービス業/経験学習サイクルを回す「リスキリング」支援

取り組みの目標

  • アクションプランの「実践」と「学び合い」を重視し、個々のリスキリングはもちろん、職場の変革機運を高める取り組みを意図した。そのために、研修前やインターバル期間の上司との1on1、数回にわたる受講者同士の継続的な振り返りの場を提供した。

お客さま事務局の声

自身の能力を市場価値として客観的に診るアセスメントや上司との1on1を絡めたことで、今後取り組むべきことを明確に言語化することにつながった。9割以上の受講者が「具体的な能力開発計画を設定できた」と回答。インターバル期間での実践を経た2日目の振り返り機会では、自身の行動変化に終始せず、組織に対する前向きな提案・要望も出され、変化と向き合っている姿勢を直に確認することができた。

受講者の声

キャリアについて考えることをなんとなく避けていたが、研修で同年代の受講者と話す中で、キャリアも業務と同じく、全体像を把握して目標と計画を明確にすることが大切であると分かった。

自己分析をしっかりすること、ビジョンを持つことが行動に結びついていくことを実感した。事前課題などが大変ではあったが、その分、明確な計画を立てることができたし、取り組みやすくなったと思う。

世の中が変わっていくため、スキルを上げて自分の市場価値を保ち続ける必要があることが理解できた。

研修後、自身で取り組むことを上司に伝えることができ、スキルアップのための手法を一緒に考えることができた。それにより、その後も支援を得やすくなった。

今まで何かを学びたいという気持ちはあったものの、どんなジャンルが良いのかなど色々考えすぎて一歩を踏み出せなかった。決めたテーマを継続して取り組み、グループメンバーと振り返る機会を持ったことで、いろんな気づきを得られた。

担当業務以外のことにも意識的に目を向けて情報収集を行うようになった。

お役立ち資料・動画

調査からみる「リスキリング」の実態と課題、その解決方法とは

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リスキリングを阻む要因と3つの促進ポイント

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