出版記念イベント「企業価値に連動する人的資本経営戦略」
~経営戦略と人材戦略の連動はなぜ難しいのか?~

※本セミナーの受付は終了しました

日本を代表する企業の人事、財務、IR、ESGを担う責任者や、投資系金融機関所属の機関投資家が参画する、「企業価値に資する人的資本経営コンソーシアム」。このたび、共同座長を務める慶應義塾大学総合政策学部 教授の保田隆明氏、パーソル総合研究所 上席主任研究員の佐々木聡の共同編著により、同コンソーシアムにおける人材投資・組織開発のあり方についての多角的な考察と本質的な論点をまとめた書籍を出版しました。

本イベントでは、書籍の出版を記念し、スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長で哲学博士の星友啓氏をキーノート・スピーカーにお迎えし、ダイバーシティだけではイノベーションに繋がらない、包摂と機会の均等、帰属意識の向上が必要とする「ダイバーシティより先に求められていること」をテーマにお話しいただきます。また、コンソーシアム参画メンバーからは、慶應義塾大学総合政策学部 准教授の琴坂将広氏より、「コーポレートバリューを基軸とした経営戦略を目指して」と題する講演、そして企業事例として商工組合中央金庫の「企業変革と新たな人づくり」における取り組みをご紹介します。

【2024年7月20日発刊】企業価値に連動する 人的資本経営戦略 / 保田隆明・佐々木聡 編著

このような課題をお持ちの方におすすめです

  • 人的資本経営において、「経営戦略と人材戦略の連動が重要である」と頭では理解できるが、自社においてどのように連動を強化していくか、難しさを感じている方

  • 市場から評価される人的資本情報開示のあり方について、自社の経営・人事戦略に即して具体的に考えたい方

セミナー概要

日時

2024/08/02(金)13:00~14:30

会場

WEBセミナー(zoom)

定員

200名

参加費

無料

対象者

企業の経営層、HRBP、人事・人材開発、経営企画の方
※同業他社及び個人(個人事業主を含む)の方のお申込みはお断りさせていただきます

注意事項
  • お申し込みボタンをクリックすると、株式会社EventHubの申し込みフォームへ移動します

  • オンライン会議システム Zoom を利用します。オンライン開催の注意事項はこちら

プログラム

  1. 編著者講演:人的資本研究に関する学術的研究最前線
    慶應義塾大学総合政策学部 教授 保田 隆明氏
  2. 筆者講演:コーポレートバリューを基軸とした経営戦略を目指して
    慶應義塾大学総合政策学部 准教授 琴坂 将広氏
  3. 基調講演:ダイバーシティーより先に求められていること
    スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長 星 友啓氏
  4. 企業事例紹介:企業変革と新たな人づくり
    株式会社商工組合中央金庫 DE&I推進部参事役・人づくり支援室長 村岡 秀寿氏
  5. 編著者講演:人的資本経営を確かなものにするために
    株式会社パーソル総合研究所 上席主任研究員 佐々木 聡

登壇者※プログラム順に掲載

慶應義塾大学総合政策学部 教授

保田 隆明氏

Takaaki Hoda

外資系投資銀行勤務後にSNS運営会社を起業。同社売却後、神戸大学大学院経営学研究科教授等を経て、2022年4月から現職。2019年8月より2年弱スタンフォード大学客員研究員としてシリコンバレーに滞在し、ESGを通じた企業変革について研究。​社外取締役就任歴延べ20社以上。専門分野は、コーポレートファイナンス、ESG/SDGsを通じた事業変革、ベンチャービジネス、クラウドファンディング、ふるさと納税。
“企業価値向上には、連続的に事業ポートフォリオを次世代型にしていく必要があり、積極的な事業投資(財務戦略)とそれを担う人材・組織(人的資本経営)が必要です。本研究会では産学連携および学際的アプローチで実務的示唆を導出します”
【主な著書】『ESG財務戦略』『コーポレートファイナンス 戦略と実践』関連共著論文に「非財務情報とESGスコアの関係性―トピックモデルによる実証分析」等。

慶應義塾大学 総合政策学部 准教授

琴坂 将広氏

Masahiro Kotosaka

【専門分野】International Business, Strategy, Entrepreneurship
オックスフォード大学経営学博士・経営学優等修士。
3社の起業を経験後、欧州・アフリカ・東アジアで経営コンサルタントとして活動。フランス国立社会科学研究院フェロー、立命館大学准教授、東京大学客員研究員、マサチューセッツ州立大学客員研究員等を歴任。2016年より現職。多国籍企業、スタートアップ企業、老舗企業の戦略構築と実践に関して、欧州と東アジアにて比較研究を行っている。おもな著作にSTARTUP(2020)、経営戦略原論(2018)がある。

スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長
哲学博士 Education; EdTechコンサルタント

星 友啓氏

Tomohiro Hoshi

1977年東京生まれ。2008年Stanford大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、Stanford Online High Schoolスタートアッププロジェクトに参加。 2016年より校長に就任。
現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて、教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。日本では慶應義塾大学特別招聘教授、横浜市立大学特任教授を務めている。
2001年東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。
2002年より渡米、2003年Texas A&M大学哲学修士修了。
著書に『スタンフォード式 生き抜く力』(ダイヤモンド社)、『脳科学が明かした!結果が出る最強の勉強法』(光文社)、『全米トップ校が教える自己肯定感の育て方』(朝日新書)、『脳を活かすスマホ術』(朝日新聞出版)、『子どもの「考える力を伸ばす」教科書』(大和書房)、『スタンフォードが中高生に教えていること』『「ダメ子育て」を科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと』(SB新書)、『脳が一生忘れないインプット術』(あさ出版)がある。

株式会社商工組合中央金庫 DE&I推進部参事役・人づくり支援室長

村岡 秀寿氏

Hidehisa Muraoka

98年入社、中小企業融資の営業や審査に従事したのち、本部審査セクションでの企画や産業調査を担当、その後、営業店での管理職、全社的なコンプライアンス企画等を歴任し、現在DE&I推進部参事役兼人づくり支援室長。
働き方に対する価値観が多様化する時代、社員一人ひとりが変化に対応しながら、自分らしいキャリアを生涯にわたって築いていけることを目指し、約2年前に企業内大学「人づくりカレッジ」を設置。業務に必要なスキルだけでなく、パーパス起点でのお客様との共通価値の創出を目指し、「お客さまの企業価値向上のため、変革し続ける人財」の育成を目指し、日々取り組んでいる。

株式会社パーソル総合研究所 シンクタンク本部 上席主任研究員

佐々木 聡

Satoshi Sasaki

株式会社リクルート入社後、人事考課制度、マネジメント強化、組織変革に関するコンサルテーション、HCMに関する新規事業に携わった後、株式会社ヘイ コンサルティング グループ(現:コーン・フェリー)において次世代リーダー選抜、育成やメソッド開発を中心に人材開発領域ビジネスの事業責任者を経て、2013年7月より、パーソル総合研究所 執行役員 コンサルティング事業本部 本部長を務める。2020年4月より現職。また立教大学大学院 客員教授としても活動。

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