現在、多くの企業で1on1ミーティングが導入されています。しかし、現場からは「業務の進捗確認に終始している」「上司が聞きたい・話したいことが中心になっている」「部下が自分で考え行動できるようにならない」といった声もあり、1on1が本来の目的である「部下の成長ための時間」になっていない、という職場も多いのではないでしょうか。
管理職に対し、傾聴やコーチングなど1on1に必要なスキルを学ぶ研修を実施している企業も多い中で、なぜ1on1はうまく機能せず、形骸化してしまっているのでしょうか?部下の成長につながる1on1にするために、施策や認識を改めて見直す必要がありそうです。
本セミナーでは、ヤフーでの1on1導入当時の人事責任者として推進をリードした弊社取締役会長の本間 浩輔と、職場における対話やOJTに関する調査・研究を行ってきた執行役員シンクタンク本部長の小林 佑児が登壇。実践と研究の両面から1on1をめぐる現状と課題について語ります。またパーソル総合研究所が新たに開発した「1on1研修」についてもご紹介します。
このような課題をお持ちの方におすすめです
日時 |
2025/07/30(水)15:00~16:20 |
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会場 |
Webセミナー(Zoom) |
参加費 |
無料 |
対象者 |
企業の経営層、経営企画・人事部門の責任者 |
注意事項 |
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株式会社パーソル総合研究所 取締役会長
株式会社朝日新聞社 社外取締役
株式会社東急エージェンシー HRXアドバイザー スポーツヒューマンキャピタル 代表理事
立教大学大学院 経営学専攻 リーダーシップ開発コース 客員教授
本間 浩輔
Kousuke Honma
1968年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、野村総合研究所に入社。2000年スポーツナビの創業に参画。同社がヤフーに傘下入りしたあと、人事担当執行役員、取締役常務執行役員(コーポレート管掌)、Zホールディングス執行役員、Zホールディングスシニアアドバイザーを経て、2024年4月に独立。企業の人材育成や1on1の導入指導に携わる。立教大学大学院経営学専攻リーダーシップ開発コース客員教授、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル代表理事。神戸大学MBA、筑波大学大学院教育学専修(カウンセリング専攻)、同大学院体育学研究科(体育方法学)修了。著書に『増補改訂版 ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法』(ダイヤモンド社)、『1on1ミーティング「対話の質」が組織の強さを決める』(ダイヤモンド社)、『会社の中はジレンマだらけ 現場マネジャー「決断」のトレーニング』(光文社新書)、『残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方』(光文社新書)がある。
主席研究員
執行役員 シンクタンク本部長
小林 祐児
Yuji Kobayashi
上智大学大学院 総合人間科学研究科 社会学専攻 博士前期課程 修了。NHK 放送文化研究所に勤務後、総合マーケティングリサーチファームを経て、2015年よりパーソル総合研究所。労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて調査・研究を行う。専門分野は人的資源管理論・理論社会学。著作に『罰ゲーム化する管理職』(集英社インターナショナル)、『リスキリングは経営課題』(光文社)、『早期退職時代のサバイバル術』(幻冬舎)、『残業学』(光文社)『転職学』(KADOKAWA)など多数