01 OVERVIEW

調査データの概要

今回の調査では、働くことを通じた成長働き方の実態働く人の価値観働く人の状態 の4つのカテゴリーについて調査を実施しました。

01働くことを
通じた成長
02働き方の
実態
03働く人の
価値観
04働く人の
状態
01

働くことを通じた成長

この項目では、働く人の成長に対する意識を、
イメージ志向実感の3つの観点から調査しました。
成長に対するイメージは、調査初年度に実施した分析で抽出された、8つの成長イメージから調査しています。
働くことを通じた成長実感は、人がイキイキと働く上で、重要な要素であることが分かっています(コラム参照)。日々の仕事の中で、働く人々が「成長」をどれほど重視し、また実感できているのか、そもそも何が成長だと捉えられているのか、経年での変化を見ていきます。

働くことを通じた成長のグラフを見る

全体動向

これまでの調査結果では、仕事での成長を重要視している人の割合は約8割で推移していましたが、2025年に約7割に減少しました。特に、20~30代の若手で減少しています。仕事での成長に対するイメージも、「報酬の上昇」が減少し、「ワークライフバランスの充実」や「キャリアの明確化」が増加傾向にあります。仕事での成長を重視しない人が増えるとともに、何を仕事での成長ととらえるかも徐々に変化しているようです。

02

働き方の実態

この項目では、働き方の実態を、
残業時間勤務制度転職回数組織の取り組み学習・自己啓発の5つの観点から調査しました。
近年の社会情勢の変化や情報技術の発達により、働き方の実態は大きく変化しています。個人の働く時間や場所、転職、仕事外の学びなどとともに、組織の長時間労働是正や育児・介護との両立支援などの取り組みの状況を、経年で見ていきます。

働き方の実態のグラフを見る

全体動向

これまでの調査結果では、コロナ禍によって2021年に増加した在宅勤務や副業・兼業の希望者は、2025年にかけて徐々に減少傾向にあります。働く人の志向性に揺り戻しが起きているようです。また、自己啓発活動として「読書」をする人が減っています。2021年には働く人の25%が行っていましたが、2025年には2割を切りました。映像メディアの充実などにより、読書離れが進んでいると考えられます。

03

働く人の価値観

この項目では、働く人の価値観を、
仕事選びの重視点働き方の意識勤続意向転職イメージ希望する勤労年数
5つの観点から調査しました。
近年の社会情勢や働き方の変化によって、働く人々の価値観には大きな変化が起こっていると考えられます。仕事を選ぶ上で重視するポイントや、昇進・転職・人生で何歳まで働きたいかといったキャリアに対する価値観が、経年でどう変化するのかを見ていきます。

働く人の価値観のグラフを見る

全体動向

これまでの調査結果では、仕事を選ぶ上で重視することとして、「やりがいを感じられること」が減少傾向にあります。かわりに「入社後の研修や教育が充実していること」など、他の様々な要素に重視点が広がってきています。また、2023年から2025年にかけて、管理職になりたい男性20~30代が大きく減少しました。管理職の負担の大きさや待遇面、キャリアパスの多様化などが影響していると考えられます。

04

働く人の状態

この項目では、働く人の心的状態を、
満足度幸福度の観点から調査しました。
働く人の価値観や働き方が変化していく中、働く人の心的状態にも少なくない影響があると考えられます。
仕事への満足度は高まっているのかを、経年で見ていきます。

働く人の状態のグラフを見る

全体動向

これまでの調査結果では、会社全体について満足している人の割合は約半数で、横ばいで推移しています。職場の人間関係、直属上司、仕事内容、プライベートといった要素別にみると、直属上司への満足度が最も低いですが、最も改善もしてきています。また、はたらくことを通じて「幸せ」を感じている人は3割強と、満足している人の割合よりも低くなる傾向があります。

01働くことを通じた成長
02働き方の実態
03働く人の価値観
04働く人の状態
02 HOW TO USE

データの見方、使い方

データ詳細ページでは、質問を項目別に閲覧することが可能です。
質問項目が複数あるデータも、一斉にカテゴリー変換される為、比較しながらで確認することができます。

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01:データを見る

グラフは、
全体雇用形態別性別年代別(男性)年代別(女性)職種別
に切り替えて表示することができます。
初期表示では、調査最新年の全体が表示されています。

02:データを切り替える

右上の切り替え機能から、表示データを切り替えることができます。表示を切り替えると、全てのグラフデータが一斉に切り替わります。

03:詳細数値を見る

+マークにマウスオンをすると、より詳細な数値をみることができます。

調査主体

株式会社 パーソル総合研究所

調査名

働く10,000人の就業・成長定点調査

調査対象者

全国男女15-69 歳の有職者
(性別及び年代は国勢調査の分布に従う)

対象人数

10,000 人

調査期間

2017年2-3月~毎年2-3月に実施

引用についてのお願い本データの引用にあたっては、必ず以下の
【出典記載例】に則って、出典をご明記ください。

【出典記載例】 出典:株式会社 パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」

本調査データは、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター(SSJDA)に寄託を行っております。

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