「自分で考えて答えを見つける」
そのようなファシリテーションを
心がけています

「自分で考えて答えを見つける」
そのようなファシリテーションを
心がけています

人材開発・教育研修
講師

脇 吉美

人生で今が一番仕事をしているかもしれません

トレーニング・パフォーマンス・コンサルタントになる前は、ホテルでの電話応対とお客様対応の経験を生かして、電話オペレーターを育成し、全国のホテルに派遣する仕事をしていました。ホテルならではのホスピタリティや言葉遣い、それに基づいた電話応対の仕方などを教える仕事が長かったことで、CSをメインとしたフリーの研修講師になろうと考えていたとき、当社の講師募集を知り、自分の幅を広げたいと考えてトレーニング・パフォーマンス・コンサルタントになりました。

現職のよさは、育成システムがきちんと整っていること、それから社内の営業やコンサルタントと一緒に仕事ができることです。社内で登壇準備などをしていると、いろいろな人たちと知り合うことができますから、社内での口コミも広まります。新しい案件を依頼されて登壇機会が増えていくといったことも少なくありません。 今は毎日が忙しく、これまでの人生で一番仕事をしている感じがします(笑)。けれどもそれがまったく苦にならず、楽しさのほうが勝っています。充実感もあります。

担当していて楽しいのは得意とするCS研修ですが、近年は女性活躍推進を意識した女性対象の研修やグローバル展開を推進している企業・外資系企業向けのプログラムを担当することが増えています。 女性活躍もグローバル展開も企業にとっては喫緊の課題ですし、世の中の流れもそのようになってきていますので、大事な研修を任せていただいているなと感じますね。

女性活躍がテーマの研修では、自分のキャリアをしっかり考えることが大事だと思いますので、「自分の人生だから、自分で決めること、自分の意思をもって仕事に取り組みましょう」というメッセージを伝えるようにしています。 グローバル系のプログラムは、受講者自身が考えて答えを見つけていく、主体性重視の内容になっています。当社のプログラムは全般的に、講師が一方的にレクチャーする座学形式の研修ではなく、ワークショップなども組み込みながら受講者の方に考えてもらう内容のものが多いのですが、その中でもとくに多いのが自主性重視のファシリテーション型研修といえます。

ファシリテーション型研修だからこそのやりがい

現代はインターネットで情報や知識が得られますから、講師の側がレクチャーして教えるといった集合研修のあり方は意味も意義もありません。一方的なレクチャーでは受講者に聞いてもらえないのも現実ですから、ファシリテーション型の研修が求められる場面は増えているように感じます。社内トレーナーをしている方を対象とした「トレーナーズ・トレーニング」というプログラムを扱うことも多いのですが、皆さんに考えてもらい、自分なりの目標や気づきをもって帰っていただく研修は、やはりやりがいがありますね。研修の場では、受け身ではなく、主体的・能動的に「自分の意思」でこの場に来ていることを尊重し、参加ではなく参画した気持ちを持っていただくことを意識しています。

「これまで受けてきた研修とは違っていて受講して本当によかった」「実践のためのヒントをもって帰ることができて仕事にすぐに生かせそうだ」といった声をいただくと励みになりますし、難しいことをわかりやすく説明することも大事にしていますので、「わかりやすかった」と言っていただくのも嬉しい。「やった!」と思います(笑)。

チームで動く充実感と楽しさが醍醐味

当社のよさは人材開発コンサルタントと営業とトレーニング・パフォーマンス・コンサルタントの三位一体で動くところです。自分独りだとそれこそ自分で何もかもやらなくてはいけませんが、一緒にチームになって取り組みますから働きやすいですし、楽しいですね。 案件の中には、何人もの人たちが関わる大型案件もあります。大型案件になればなるほどチーム感が増して、みんなで一緒につくりあげていく楽しさや充実感をより多く味わうことができます。案件が無事に終了したときの達成感も何とも言えません。こうした感覚を味わえるのが、この会社でトレーニング・パフォーマンス・コンサルタントとして働く醍醐味だと思います。

どう働くかをある程度自分でコントロールできるのもトレーニング・パフォーマンス・コンサルタントの魅力です。自分で予定を先に決めて、それに合わせて仕事ができますから、ワークライフバランスを大事にしたい方、プライベートライフも大切にしたい方に向いていると思いますし、さまざまなライフイベントに合わせた働き方も可能だと思います。

自分の登壇スキルを生かせるのはもちろん、コンテンツを学びながらの仕事ですから自己成長にもつながります。また、ここの研修は「どう思いますか?」と問いかけて、相手から引き出すことをマインドとして大事にしているので、ファシリテーション力も身につきます。そうした研修が好きな方には、きっと向いていると思います。

Yoshimi Waki 1984年ホテルに入社、宿泊部アシスタントマネジャー、電話交換室のマネジメント、ホテルの接客応対、マナー、CSのスキル講師を経験。その後、人材派遣会社に入社、ホテルスタッフ応対研修、CSスキル講師、コールセンタースタッフ教育の運営、品質管理等を経験。2008入社。CS向上、マネジメント力強化、リーダーシップ、女性活躍推進、トレーナーのためのトレーニングなど幅広い分野の研修を担当している。また、キャリアコンサルタント国家資格を有し、ライフワークとして、学生や社会人のキャリア研修やキャリアカウンセリングも行っている。
公開日:2017年9月12日

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