顧客の成長に寄与できた手触りが
「人」のプロへの志を強くする

顧客の成長に寄与できた手触りが
「人」のプロへの志を強くする

人材開発・教育研修
ソリューション営業

中田 京子

学びを通じて、
人の成長に寄与しているという手応え

顧客である企業の組織、人材育成の課題を、パーソル総合研究所のサービスで解決していくのが、プランナーである私の仕事です。顧客の課題に対する解決策に正解はないので、プランナーがどう仕立てるかが腕の見せ所。難しくもあり、醍醐味でもあります。
主な提供サービスは研修で、社内のコンサルタントや研修講師と協業しプロジェクトを推進していきます。結果が出なければ自分の責任ですし、反対にお客様から「おかげで社内が変わったよ」との声を頂戴すると、企業と人の成長に寄与できている喜びを感じます。

とはいえ、研修は受講しただけで効果が持続するものではありません。私たちのミッションは「学びを成果に」。お客様が研修で学んだことを現場で実践し、成果に結びつくことではじめて価値あるものになります。

その成果に結びつけるために、まずはお客様の課題やその背景をしっかりと理解することが何より重要です。そして実際に研修を提供する際は前後のデザインがポイントだと考えています。というのも私自身、この仕事をする前は“研修”に苦手意識があったので、受講者みんなが意欲的に研修に参加して、終わった後も復習してくれるとは到底思っていません。

研修前で言うと、受講者が、なぜそのスキルや学びが大事なのか?という必要性を実感して研修に臨むのとそうでないのとでは、身につき方に差が生まれます。ですから研修前に、「この力を身につけたい」と思うような声かけを上司がする、「自分のキャリアのために重要だ」と認識してもらう、といった動機付けをできるだけするようにしています、もちろん現実には難しいことも多々ありますが。

研修も1回で完結するのではなく、半日のプログラムを定期的に実施して定着を狙う「伴走型」で提案をすることもしばしば。研修後に学んだことを習慣化できるように、業務の具体的なシーンでの活用方法を研修内で示し、実践のイメージが湧くように組み立てています。
終了後は、上司からフォローしてもらう、振り返りを行うといった仕組みを提案し、定着を支援しています。

「いかに現場定着させるか?」という言葉が社内で頻繁に飛び交う中、経験や周囲の皆さんのアドバイスから自分としての結論を出す。そういった自分次第でどんな形も作れることがこの仕事の魅力だと思っています

「人」に関する課題に取り組める場数の多さ

前職では人材紹介業で、早期退職制度を使って退職されたシニアの皆さんの再就職支援をしていました。自身のスキルや経験に悩む求職者たちを目の当たりにして、はたらく人の能力向上に貢献したいと思ったのが、入社のきっかけです。

研修は、ご相談を受けてから提案、実施、終了まで数ヶ月に及ぶため、何度もお客様と議論を重ねます。顧客への入り込みが深いので、返ってくる反響はそのぶん大きく、「相談に乗ってくれて助かる」「効果が出ている」という声をいただくと、入社時の思いが報われるようです。

また当社は、「人」に関する幅広い課題に対してソリューションを提供できるのが強みです。お客様の抱える多様な人事課題に向き合う経験を数多く得たことで、対応できる幅が広がってきたのを実感しています。

入社時には全く自信の無かった「思考力」も大分鍛えられました。私たちプランナーの活動サイクルでは、訪問前にお客様情報から仮説を立てることをはじめ、ヒアリング内容を整理してドキュメント化したり、お客様の言葉を分かりやすく言い換えながら議論したり、深く考えなければいけない場面に日々出くわします。そういった場面を一つずつ乗り越えることで身についてきたように思います。

社内には優秀な方が多く、こうした対応を当たり前にされていて、周りについていこうと必死でした。独学で身につけたものもありますが、同行の際に上司から見て学んだもの、知識として教わったもの、何よりお客様との関わりのなかから、さまざまな知識やスキルを体得することができました。

「人」のプロに必要なスキルとスタンス

一緒に働く仲間は、1聞けば10教えてくれるやさしい人ばかり。研修を提供するプロだけあって、傾聴力に長けている、相手を尊重する、リーダーシップを発揮している、といった具合に教えている内容を自らが実践されています。基本はリモートワークなのでTeamsでコミュニケーションの多くを取っていますが、最近は出社も増え、対面した際はお菓子の交換で盛り上がるなど、和気藹々とした一面も。

他方、一人ひとりが自律したプロ集団なので、受け身では入ってくる情報にも限りがあるかもしれません。
顧客課題の難易度が高くなると、自分の知識だけでは限界があります。上司やコンサルタントに相談することももちろんですが、時には部門やグループ会社の垣根を越えて協力を仰ぐことも。顧客にとって最適な解を提案する必要があるので、積極的に情報を取りに行く姿勢は大事だと思います。

同時にプランナーは、コンサルタントや研修講師をはじめとした社内の関係者たちと連携し、顧客企業の人事その他多くの人とも連携しながら、案件を成功に向けて遂行しなければなりません。プロジェクトマンジメント力も必須でしょう。

とはいえ知識やスキルは経験によって伸ばしていくことができます。一番大事なのは、根底にある「人」への関心なのかもしれません。
私自身は、「人」への強い興味に突き動かされて入社し、今は職業人生を通じて幅広く「人」の課題を解決できるプロになりたいと思っています。一昨年はキャリアコンサルタントの資格を取得しました。昨今企業が注目している「キャリア自律」の相談にのる際にも、知識が生きていると感じます。「お客様の見ている景色を一緒に見ること」を大事に、これからも学び、はたらいていきたいです。

Kyoko Nakata 早稲田大学教育学部卒業。新卒で食品メーカーに入社後、再就職支援会社にて早期退職者の転身支援を行う。在職中の能力開発に携わりたいと考え2020年入社。自動車、化学品、製薬、食品など各大手企業を担当。
公開日:2023年11月1日

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