ワークライフバランスも充実
自由度の高い環境で
やりがいのある調査・研究を行える

ワークライフバランスも充実
自由度の高い環境で
やりがいのある調査・研究を行える

シンクタンク
研究員

砂川 和泉

自由度高く、
人と組織の課題解決に向けた
調査・研究を行える魅力的な場所

前職は、総合マーケティングリサーチ会社で10年以上働いていました。大学で社会心理学を専攻していたので学生時代に統計や調査の基礎は習得していましたが、実践的なデータ分析やリサーチスキルは前職で身に付けました。

もともと人の心理に興味があり、社会人になってからも産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの勉強をするなど、働く人がどうしたら働きやすさと働きがいを感じられるのかを考え続けていました。そのような中、前職で働き方改革プロジェクトに参画し、人事データとES調査(社員満足度調査)データを突合して分析した結果を経営陣にフィードバックした経験でやりがいを感じ、人や組織に関わる領域で分析スキルを生かして働きたいという気持ちが高まりました。

そこで、人と組織をテーマに広範な分野で調査・研究を行うパーソル総合研究所のシンクタンク部門であれば、人事に関する幅広い知見を収集でき、人事領域の専門性を高める上で自分自身が速く成長できるのではないかと考えました。また、企業から依頼された受託調査ではなく、自らテーマや切り口を見つけ、仮説立てをして分析し発信するなど、自由度が非常に高いことも魅力でした。さらに、当時2歳の子供を抱えての転職活動で、働きやすい環境であることも決め手になりました。

現在は、働く人や組織に関わる調査・研究の企画や分析、コラムの執筆やセミナー登壇などの情報発信を行っています。これまでに担当したのは、「キャリア自律」「ワーキングマザーのキャリア」「女性活躍推進」といったキャリアや女性の就労に関するテーマ、「人材マネジメントにおけるデジタル活用」「研修におけるデジタル活用」といったデジタル活用に関するテーマなど多岐に渡ります。いずれも社会的に関心が高いテーマで、働く個人からは共感の声、人事の方からは自社の施策を考える上での参考になった、変化に向けた一歩を踏み出せたといったフィードバックをいただいており、反響の大きさを感じています。

ワークライフマネジメントがしやすい
選択肢の多い働き方で
育児やインプットの時間を確保

パーソル総合研究所では、フレックスタイム、テレワーク、副業、時間単位有給休暇などの制度を使って柔軟に働くことができます。シンクタンク本部の場合は、クライアントワークではない分、スケジューリングの柔軟性が高く、フレックスタイム制やテレワークの良いところを存分に享受できます。まだ子供が小さく就労時間に制約があるため、育児との両立には制度の活用が欠かせません。

例えば、平日に習い事のお迎えに行く場合はフレックスタイム制を利用して就業時間の前倒しをしたり、時間単位の有給休暇を利用して日中に保護者会や面談などで数時間抜けた後に仕事に戻ったり、突発的な私用にも対応しやすく、ワークライフマネジメントは行いやすいですね。

また、コロナ禍を機にテレワークが中心になりました。通勤時間を他のことに充てられるなど、より効率的なスケジューリングが可能になり、コロナ禍で増えた録画配信のセミナーを視聴するなどインプットの時間も確保しやすくなりました。

特に、この仕事はインプットの量がアウトプットの質にも影響してきます。人事や現場の方とお話ししたり、書籍やネット上で情報収集したりするためにも、インプットの時間が増えたことは、とてもありがたいです。

実は前職でもフレックスタイム制とテレワークを活用していましたが、業務の都合で夜遅くまで働くことがありました。その点では、残業を想定しない風土があり、家庭の事情にはとても寛容な職場だと感じています。今後も状況に応じて、柔軟に働き方を選択していきたいと思っています。

社内に専門性が高い人材を抱える恵まれた環境
エイジフリーで活躍できる

“35歳が転職の限界”と耳にすることもありますが、パーソル総合研究所ではもっと年齢の高い方々が中途入社し、前職のスキルや経験を生かして活躍していることに驚きました。当社では「多彩なプロフェッショナルがお互いに影響を与えながら新たな価値を創出していく」ことを目指し、社員全員がプロフェッショナルであることを前提とする文化があり、さまざまなバックグラウンドや豊富な経験を有する人材が集まっています。年齢に関係なく新しいことに挑戦している人も多く、とても刺激になります。

多彩な人と組織のプロフェッショナル集団であることは、パーソル総合研究所の魅力のひとつだと思います。例えば、研究テーマが「研修」であれば、ラーニング事業本部やコンサルティング事業本部など、社内の人からトレンドや課題などの話を聞くことができます。顧客基盤も広く、さまざまな業種のお客様の情報が日々入ってきます。その中には先進的な取り組みをされている企業様も多く、情報収集においても非常に恵まれた環境です。

調査・研究の仕事は、自分自身で切り口を見つける答えのない世界ですが、今、社会が大きな変化を遂げようとしている中で、社会課題の解決に向けて微力ながらも貢献できると思えるのは、とてもやりがいがあります。その一方で、課題の背後にある複雑に絡みあった要因を解きほぐし、良い方向に変化を促していくのは簡単ではありません。なかなか世の中が変わらないもどかしさもありますが、世の中を切り開くには、理想をかかげ、そこに向かって粘り強く様々な方法でアプローチしていくことが大切なのではないかと思います。より良い未来に向けて、熱い想い、理想を持っている方と一緒に働けることを楽しみにしています。

Izumi Sunakawa 東京大学 文学部 社会心理学専修課程 卒業。大手市場調査会社にて10年以上にわたり調査・分析業務に従事。定量・定性調査や顧客企業のID付きPOSデータ分析を担当した他、自社内の社員意識調査と社員データの統合分析や働き方改革プロジェクトにも参画。
2018年1月入社。現在の主な調査・研究領域は、女性の就労、キャリアなど。
公開日:2022年12月15日

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