THINK TANK

動く意志さえあれば
研究の枠を超えたフィールドと
変化を見届けるチャンスがある

井上 亮太郎

調査・研究 主任研究員

動く意志さえあれば
研究の枠を超えたフィールドと
変化を見届けるチャンスがある

THINK TANK

井上 亮太郎

調査・研究
主任研究員

自分の探究心や好奇心が
形になる喜びに魅かれて転職

組織における個人や集団の心理的なメカニズムに関心があり、現在は、ワーク・エンゲージメントやwell-beingをテーマとした調査・研究に取り組んでいます。そんな私ですが、2019年4月に入社するまでのキャリアは、新卒でメーカーの営業、前職では大学職員として組織・人材開発の教育・コンサルティング事業に14年間従事していました。その間のさまざまな体験がきっかけで、人が仕事にやりがいを感じられる働き方の実現と組織の創造性や生産性を高めるためにはどうしたらよいのかを探りたいと、研究の道へ進むことを決断したのです。

研究職へと人生の舵を大きく切るからには、自らをその道へ駆り立てた「探究心」や「好奇心」を一番大切にできる環境で働きたい――。そう思っていた時に出会ったのがパーソル総合研究所でした。私にとって、自分の興味・関心のあるものを形にしていけるパーソルグループのシンクタンク部門はとても魅力的でした。

社員の自主性を重んじたマネジメントで自由度が高く、トライアル&エラーも許容する度量がこの会社の強みであり面白さだと、入社後も改めて実感しています。そういう社風の根底にあるのは、「自分たちがすべてを知っているわけではない」という謙虚さと、「諸分野の者が共創して複雑な課題を解こう」という多様性を尊重する精神なのだと思います。それゆえ、新しいことへの挑戦を前向きに後押しする風土があると感じますね。

プロだから信じて任せてもらえる

一緒に働く仲間は、心理学、社会学、マーケティング・リサーチなど自分とは異なる知見を持った研究者たち。異なる専門性のさまざまな切り口で、自分ひとりでは気づくことができなかった新たな観点を提供してくれるのは刺激的です。

パーソル総合研究所の調査・研究は受託事業ではないので、研究テーマも自分の意思が求められます。自主性を重んじられるということは、逆に言えば常に「問いを自分で立てる」必要があるということ。知的好奇心は不可欠で、多視点で物事をとらえ、思考の粒度を柔軟に上げ下げするといったスキルも問われます。また、ビジネスの知識や自身の専門性に閉じた知識だけでなく、アートや哲学など興味を幅広く持っている人は、アナロジーを駆使して人材領域へ新たな解決策を提示できるのではないでしょうか。そういう人と一緒に仕事がしたいですね。

テレワークも可能なので、集中して分析や執筆をしたいときは、時間や場所を限定せず生産性の高い環境で仕事ができています。私自身は大学に帰属する研究員としても活動していますが、扱うテーマは異なるものの、すべては「はたらく人のwell-being」に繋がっており、外部での知見とパーソル総合研究所の仕事の相乗効果を感じます。こういう自由度の高い働き方を許容してもらえるのも、個々のスキルが確立されたプロ集団だからこそ。自主自律と相互信頼の上で裁量を与えられ、さまざまな可能性にチャレンジさせてもらえています。

当然ビジネスですから納期や予算もあります。調査・研究をプロジェクトとしてとらえてデザインし、マネジメントできることも研究者の素養。またその成果は、学術的な価値だけにとどめず、社会実装に資することも非常に重要だと思っています。

自分のリミットを決めない人にとっては
檜舞台

パーソル総合研究所で働くうえでの大きな醍醐味のひとつが、「調査・研究」に限定されない仕事の幅の広さ。パーソルグループは、ホールディングス傘下に多くのグループ会社を擁します。意思を持って自分から動けばグループ会社が協力してくれ、仲間がどんどん増えることを実感しています。

例えば、私は今、慶應義塾大学の前野隆司教授と「はたらく人の幸福感」について共同研究しています。働く人がどんなときに幸せ、あるいは不幸せを感じるのかといった要因を導き出し、属性や役職、人事制度や職場マネジメントによる影響などを分析しています。その研究について、グループ会社に協力や意見を仰ぐと「うちのグループの相談に乗ってほしい」「うちのグループで実験してみない?」と、輪がみるみる広がっていく。これこそがパーソルグループのスケールを生かした、パーソル総合研究所ならではの活力だと感じています。調査・研究にとどまらず、実装し、企業が変化する様子を見届け、そこから得た知見でさらに研究を深められるチャンスへの期待感は大きいです。

反対に、受け身でいる人にとっては大変な会社だと思います。あらゆる仕事に通じることですが、何か「面白い仕事」が用意されているわけではなく、地味で孤独な面もあります。ただ、そんな中にも「面白味を見いだせる人」であるかどうかです。自分の仕事を限定して「ここまで」と線引きしたりしない人、未知の世界にもワクワクして主体的に前に進める人は、「あ、それ面白い!」と研究員としての仕事を楽しめるのだと思います。そういう人にとっては広いフィールドがあり、働く喜びを得ることができる会社だと思っています。

Ryotaro Inoue 大手総合建材メーカーにて営業を経験後、経営統合に伴い統合先メーカーに出向し、組織融合施策に参画。その後、組織文化・風土の違いに関心を抱き、学校法人産業能率大学に移り組織・人材開発のコンサルティング事業に従事。 人や組織、社会が直面する複雑な諸問題を体系的に捉え、分析し、創造的に解決するための知見を深めたいと考え、2019年4月より現職。

公開日:2020年4月10日