THINK TANK

この手で導き出したものが
企業・社会を変えてゆく
そんな研究だから面白い
櫻井 功 副社長 シンクタンク本部 本部長
この手で導き出したものが
企業・社会を変えてゆく
そんな研究だから面白い

THINK TANK

櫻井 功
副社長 兼
シンクタンク本部 本部長

単なる研究では終わらない、
企業の変化を目にするチャンスがそこに

パーソル総合研究所では「創って、作って、売る」というサイクルをとても大切にしています。その中でシンクタンク部門である我々リサーチ部が担うのは、この最初の起点となる「創る」についてです。「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンの下、人や組織の課題を可視化し、その解決の方向性を見出す役割です。起点となる重要な役割を担うわけですから、当然ながら仕事の面白みは存分にあります。

しかもパーソル総研で研究に関わる面白さは、例えば独立系のシンクタンクなどとも異なります。「創る」のその先の「作って」「売る」プロセスが社内に存在するため、単なる調査・研究結果の発信に留まらず、その結果を基に実際に企業が変わっていく姿まで見届けられるチャンスがあります。調査・研究だけではなく、企業の課題解決に直接関わるような"生きた成果物"を生み出す面白みが我々の仕事には存在しているのです。

青臭いようだけど
「大義のある仕事」がここにはある

私自身は、20年以上国内外の企業で主に人事戦略を担ってきましたが、2016年より現職に就き、今、とても大きなやりがいを感じています。青臭いようですが、「大義のある仕事がしたい」、その思いを実現できるバックボーンがここにはあります。

例えば、日本は少子高齢化が先進国の中でもとびぬけたスピードで進行しており、アルバイトやパート労働を多用する業種においては労働力確保が最も大きな戦略的・人事的課題といっても過言ではありません。また、日本と米国とで雇用や人材活用の方法を比べてみると、ジョブ(職務)に人が結びついているか否かの違いが存在しています。米国では、一般的にジョブがないところには人を採用しないのに対し、過去の日本的雇用慣行では必ずしもジョブとは結び付けずに人材の採用をしてきました。日本では経済が常に拡大し、会社も常に拡大していたのでポジション不足などの問題は起こりませんでした。ところが今、低成長時代になり日本企業はポジション不足から過去に採用し年功的に運用してきたベテラン社員の方々の能力や経験・スキルを生かすことに苦労しています。ジョブに人が結びつくか否かという差は、経済の低成長期において、企業競争力に大きく影響します。今、日本の多くの企業が直面しているのは、これらの構造的かつ複雑な人材に関連する課題にどう対応していくのかということです。

これらの課題に対しては、国内企業やアカデミアと協働し、アルバイト・パート社員の採用や定着化のポイントを定量的にデータ分析することで、採用や育成におけるポイントを明らかにし、企業向けトレーニングを開発したりウェブや出版で社会に幅広く発信したりしています。また、ベテラン社員の方々が職務や役割を転換される際によりスムーズに移行していくポイントは何かということを定量・定性調査と学説との融合を通じて明らかにする研究も行っています。ベテラン社員が仕事に対する高い意欲を持ち続け、会社は会社の資産であるベテラン社員の定着化を促し、その持てる知識や経験、スキルを最大限活用するというウィン-ウィンの状況を創出する為の研究といえます。これからも研究を通じて、日本の雇用に関する課題解決やポジティブなメッセージを発信していこうと考えています。

自分たちがやるべきことは何か
常に自問自答する、そんな仲間がいる場所

会社の雰囲気でいうと、社内のメンバーには純粋な人が多いと思います。人材ビジネスの考え方が根底にあるため、顧客主義であり、自分たちがやるべきことは何かということを常に自問自答しているような純粋さがあります。そんな組織に身を置くことはとても新鮮で楽しいです。

研究者といっても、机の上でデータを扱っているだけではなく、企業にもどんどん足を運びます。そこで課題を見出し、世の中の事象を結び付けて仮説を立て実証していきます。研究とは実は行動力が必要とされる職務なのです。また人材活用や充実できる働き方を提案している集団だからこそ、社内風土的にも多様な働き方ができる組織を心がけています。ワークライフバランスを大切にし、例えばスクーリングや子育てとの両立といったことにも柔軟に対応していける職場です。

「人と組織」に関わる研究というのは、今後ますます企業のニーズ、社会の要請が増していきます。決まった答えが目の前にあるわけではなく、時に何をすればいいのか議論は絶えませんが、そこからメンバーとつくり上げていく面白みがあります。このようなことにやりがいを感じていただける方のご応募をお待ちしております。

Isao Sakurai 日本の都市銀行(現メガバンク)において17年間、国内支店から人事部門、米国現地法人などを経験した後、ゼネラルエレクトリック、シスコシステムズ、HSBC、すかいらーくの人事リーダーポジションを歴任。2016年5月より当社副社長に就任。