社内コラボレーション事例
「中高年はやる気がない」が起こる
本質にメスを入れた
ミドル・シニアプロジェクト
その後のキャリアに生きる
「日本雇用の構造課題」に挑んだ
大きなチャレンジ
ミドル・シニアの躍進に何が必要か
研究からソリューション提供、書籍発刊まで完走
では、ミドル・シニアが活躍するために何が必要なのか?経験則で語られがちなこのテーマを、エビデンスに基づいて明らかにしようと発足したのが本プロジェクトです。調査・研究だけでなく、コンサルティング事業本部と協業してソリューション開発まで行い、実際に企業様にお役立ていただこうと方針を定めました。
法政大学大学院 政策創造研究科 石山恒貴教授をはじめ、一番多いときで約30名の関係者を巻き込みながら、企業数社のベテラン社員に調査を実施。データを基にミドル・シニア層の就業意識と実態をあぶり出し、ミドルからの躍進を促す5つの行動特性「PEDAL(ペダル)」モデル(※1)を開発するに至りました。
それを広く届けるために、書籍『会社人生を後悔しない 40代からの仕事術』(ダイヤモンド社)、『ミドル・シニアの脱年功マネジメント』(労務行政)を出版し、機関誌『HITO』も発行しました。
日本雇用の構造課題に取り組む高い壁
2つの視点で思考する力がついた
ミドル・シニアの課題は、社会人であれば誰しも「あるある」という肌感覚を持っている問題。前提の知識が同程度のひとつのテーマに対し、異なる専門性を持つプロフェッショナルたちが、それぞれの知見を持ち寄って多角的にアプローチすることで、相乗効果が生まれたのではないでしょうか。
実はもともとミドル・シニアに対する課題解決に強く興味を抱いており、それがプロジェクト参加のきっかけでもありました。プロジェクトでは、世の中で起きている問題を一歩引いて俯瞰的な視点で捉え、その起きているメカニズムを解明し、具体的な解決策を見いだしていく。そしてそのソリューションを実際にお客様に提供し反応を伺いブラッシュアップしていくーー。この一連の流れを通じて、目の前の課題解決に向き合う視点と、事象を客観的に見る視点の両方を持てるようになりました。視点の上げ下げをすることで、新たな気付きが生まれ、お客様への提供価値が高まることにもつながると分かりました。
理論と実践の両方を磨けるから成長できる
また、ミドル・シニアプロジェクトを通じて具体と抽象を行き来するおもしろさを身をもって知ることができたことは、私のキャリアにとって大きな価値があったと思います。常に理論をアップデートし続けるとともに、それを実践につなげられるコンサルタントを目指していきたいと思っています。
また、社内連携もプロジェクトに限らず、部署横断での読書会や、顧客向け勉強会など、日々協業していますよね。シンクタンクの知見が知りたいときは、すぐ小林さんにチャットして聞いています(笑)。高い専門性を持ったプロフェッショナルな仲間が、いつでも知見を共有してくれる贅沢な環境です。
とはいえ、当社は未だ急成長中。発展の最中にあり、今後も大きく変化し続けるでしょう。その変化を楽しみ、一緒に革新できる方をお待ちしています。
- ※1「PEDAL」は、ミドルからの躍進を促す5つの行動特性「まずやってみる=Proactive」「仕事を意味づける=Explorer」「年下とうまくやる=Diversity」「自ら人と関わる=Associate」「学びを活かす=Learn」 の頭文字をとったもの。
- ※22021年5月1日時点
アシスタントマネジャー
中島 夏耶
上席主任研究員
小林 祐児
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シンクタンク
上席主任研究員 2015年入社
小林 祐児
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シンクタンク
上席主任研究員 2019年入社
井上 亮太郎
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シンクタンク
研究員 2018年入社
砂川 和泉
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シンクタンク
研究員 2020年入社
金本 麻里
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組織人事コンサルティング
シニアコンサルタント 2020年入社
増田 環
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組織人事コンサルティング
マネジャー 2021年入社
野呂 恭彦
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人材開発・教育研修
ソリューション営業 2021年入社
阿部 竜平
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人材開発・教育研修
ソリューション営業 2020年入社
中田 京子
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人材開発・教育研修
ソリューション営業 2016年入社
野地 啓太
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人材開発・教育研修
講師 2009年入社
本望 清一
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人材開発・教育研修
講師 2008年入社
脇 吉美
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組織人事コンサルティング
2024年入社
勝山 里佳子 / 石原 悠翔
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人材開発・教育研修
2024年入社
熱田 朋美 / 白數 聖矢