略歴
日本社会事業大学、岐阜大学、山梨学院大学の教員を経て、2023年4月より現職。大学教員としてはキャリア教育科目の開発・担当、教養教育改革、教員を対象とした研修運営などを担当。研究者としては、主に若者の学校から職業世界への移行、大学教職員や専門学校教員のキャリアに関する調査に関わってきた。
学歴
東京都立大学大学院 人文科学研究科 教育学専攻(博士課程) 単位取得満期退学
資格
専門社会調査士
調査・研究プロジェクト
書籍
- 『わかる・役立つ 教育学入門』(共著・分担執筆・大月書店)
- 『危機のなかの若者たち―教育とキャリアに関する5年間の追跡調査』(分担執筆・東京大学出版会)
- 『反「大学改革」論ー若手からの問題提起』(分担執筆・ナカニシヤ出版)
- 『学生を思考にいざなうレポート課題』(共著・分担執筆・ひつじ書房)
- 『大学評価と「青年の発達保障」 』(分担執筆・晃洋書房)
- 『ノンエリートのためのキャリア教育論―適応と抵抗そして承認と参加』(8分担執筆・法律文化社)
- 『高校・大学から仕事へのトランジション―変容する能力・アイデンティティと教育』(共著・分担執筆・ナカニシヤ出版)
- 『高卒5年 どう生き、これからどう生きるのか―若者たちが今〈大人になる〉とは』(分担執筆・大月書店)
- 『システムとしての教育を探る―自己創出する人間と社会』(分担執筆・勁草書房)
- 『若者問題と教育・雇用・社会保障-東アジアと周縁から考える』(分担執筆・法政大学出版局)
寄稿
論文
- 「研究者の育児事情と課題」(『日本ロボット学会誌』42巻4号、2024年5月)
- 「子育て中の大学教員はどのように仕事と家庭生活のバランスをとっているのか」(『現象と秩序』15、2021年10月)
- 「『実務家教員』の系譜―政策と慣行」(『関西大学高等教育研究』12、2021年3月、共著)
- 「沈黙を破る―新自由主義化する大学の“隠された傷”」(『法学論集』87、2021年1月、共同翻訳)
- 「「新しい専門職」として大学で働き続けたいのは誰か―任期の有無と仕事満足度に着目して」(『大学教育学会誌』41(1)、2019年5月、共著)
- 「「第三の領域」における教職員についての一考察―学生支援、男女共同参画、地域貢献に関する職種を事例として」(『経営情報学論集』25、2019年3月、共著)
- 「大学における新しい専門職のキャリアと働き方―聞き取り調査の結果から」(『大学評価・学位研究』20、2019年3月、共著)
- 「識別力を重視したライティングルーブリック開発の試み―分散分析を用いた特異項目機能分析」(『経営情報学論集』24、2018年3月、共著)
- 「働くことの不安定化とキャリア教育実践」(『経営情報学論集』23、2017年3月)
- 「高等教育機関における新しい「専門職」―政策・市場・職能の観点から」(『大学教育研究ジャーナル』14、2017年3月、共著)
- 「若者の移行における困難の複雑性―就労および家族問題に着目して」(『人文学報(教育学)』45、2010年3月、共著)
その他多数。
その他
- 「研究者の妊娠・出産・育児とキャリアについて語り合おう」(『日本ロボット学会誌』42巻4号、2024年5月)
児島 功和のコラム
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