多様化する個人に対応しつつ、グローバル社会の要請にも応えながら、企業は新たな価値創造や持続的な成長を志向し、事業の継続を社会に約束しなければならない。こうした現代の企業に求められる《三方よし》の経営を目指す上で、指標とすべき新たな概念として改めて「幸せ」に着目。慶應義塾大学大学院・前野隆司教授との共同研究から明らかになった「経営やパフォーマンスへのインパクト」「はたらく人に幸せ/不幸せをもたらす因子」「幸せ/不幸せの状態を測定するための尺度」についての解説をはじめ、従業員の幸せを重視した経営を行う企業事例や、現場における尺度活用の在り方を議論した座談会の模様などを収録した一冊です。
経営における「幸せ」の意義を探る
企業が社員の幸せを追求すべき根拠とは?
(前野 隆司氏 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授)
幸せ/不幸せ、それぞれ7因子で構成される
はたらく人の心の状態を診断する新尺度
「幸せ実感」を高める組織マネジメントの在り方 ~7つの因子は現場でどう生かせるか~
はたらく人の幸福学研究を現場で生かしていただくために
仕事にプラス効果をもたらす多様な「休み方」推進に向けて
(島津 明人氏 慶應義塾大学 総合政策学部教授 〈ゲスト〉)
岩下 尚史氏 作家
ジョブ型人事が加速させるキャリアデベロップメントプラン
まだらテレワーク職場で発生する評価不安とその解消法
※肩書・内容は取材当時のもの
機関誌HITOラインナップ一覧はたらく幸せ/不幸せの特徴《仕事・ライフサイクル 編》
日本の就業者の“はたらくWell-being”をとりまく社会・経済的要因の国際比較
教員の職業生活に関する定量調査
大人の学びとWell-being(ウェルビーイング)
ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ
「社会への志向性」はどう育つのか ソーシャル・エンゲージメントの上昇要因を探る
「キラキラした若者」はなぜ会社を辞めるのか ソーシャル・エンゲージメントの視点から
「社会」へのエンゲージメントが仕事で活躍し幸せを感じることに導く――ソーシャル・エンゲージメントとは何か
経年調査から見る働くシニア就業者の変化
仕事で幸せを感じ活躍する若手社会人の学び特性と学生時代の学習・経験の関連 ―専門学校を経由した社会への移行に着目して―
学生時代のどのような学び経験が仕事で幸せを感じ活躍することにつながるのか
社会人になってからのどのような経験が仕事で幸せを感じて活躍することにつながるのか
仕事で幸せを感じ活躍している若手社会人に見られる「5つの学び方」とは
はたらく人の幸福学プロジェクト
障害のある就業者の「はたらくWell-being」実現に向けた課題と方策
HITO vol.20『海外のHRトレンド』
「幸せを感じながら働く」状態を目指す。それが企業・精神障害者の双方にとって大事なこと~外部支援者から見た障害者雇用の実態と、企業や個人に期待すること~
多拠点居住における住まいのサブスクリプションサービスは社員の幸福感を高めるか? ~サードプレイス論から今後の在り方を考える~
地域貢献度の高い「多拠点生活志向者」の課題 ~「幸せ」を感じ、「不幸せ」も感じているのはなぜか?~
ChatGPTは働く人のウェルビーイングにどのような影響をもたらすか
精神障害者雇用の現在地 ~当事者個人へのヒアリング結果から見る質的課題の検討~
「障害者」と括らず希望する誰しもに、経済的自立と誇りある人生を 福祉の常識を覆す発想で挑戦を続けるアロンアロン
重要度が増すウェルビーイング。HRMができることを探求し続ける
仕事における幸福(Well-being)の状況 ~世界各国の「はたらいて、笑おう。」調査データから見る~
日本における職業生活のWell-beingに関する文化的考察 ―世界116カ国調査を通じて見えてきた日本の特徴―
はたらく人の幸せに関する調査【続報版】(テレワーカー分析編)
Well-beingな状態で働くためのテレワークのポイントと対策 ~はたらく人の心の状態を2分するテレワーク~
はたらくことを通じて幸せを感じることの効果とは -企業を対象にした実証研究の結果から-
仕事に「やりがい」を感じ、生産性向上につながる「主体性」を育むカギは、ワクワク感にあった
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