かつて日本型雇用が日本社会に数多くのメリットをもたらしてきたことは事実です。しかし現在は、そのメリットより雇用や労働に関する数々の問題を引き起こす原因として指摘されることが多くなっています。これからますます進行する少子高齢化やグローバル化の中で日本が再び輝くためには、従来の日本型雇用から脱却し新しい雇用の仕組みを構築する必要があるでしょう。これから日本の雇用はどこに向かうべきなのか。本号では、識者や実務家へのインタビュー、企業の人事責任者・従業員への調査などを通して日本型雇用の実態や問題点、今後あるべき雇用システムの方向性について考察します。
日本はどこに向かうのか
日本型雇用システムの未来と処方箋
(慶應義塾大学大学院商学研究科 教授 鶴光太郎氏)
企業の人事責任者100人、働く個人3,000人に聞いた日本的雇用慣行の実態
グローバルで通用する人材を育成するために人事はどうあるべきか
(カゴメ株式会社 常務執行役員CHO(最高人事責任者) 有沢正人氏)
日本型雇用からの転換は待ったなし
~真に実力のある人材にこそ、ふさわしい職務につける社会の実現に向けて~
未来の人材力を創造する「中期要員計画」とは?
坂東眞理子氏 昭和大学理事長・総長
※肩書・内容は取材当時のもの
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