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パーソル総合研究所 「テレワークに関する調査(2026年)」
[テレワーク実態について]
全国の就業者 20~59歳男女、勤務先従業員人数10人以上
正規雇用 n=26,014 非正規雇用 n=4,028 公務員・団体職員 n=572
合計 n=30,614
[テレワーク時の意識について]テレワーク実施者(正社員)=1,000
調査会社モニターを用いたインターネット定量調査
2026年 7月10日 – 7月13日
株式会社パーソル総合研究所
2026年7月時点のテレワーク実施率は、正規雇用社員(以下、正社員)で21.4%。2025年同期比で1.1ポイント低下した。2022年以降、全体的なテレワーク実施率には緩やかな低下傾向が見られる。
テレワーカーのテレワーク頻度は、「1週間に1日未満」が29.8%、「1週間に1日程度」が19.0%。2025年と比較すると、「週に1日以下」のテレワーカーは49.4%から48.8%となり、テレワーク頻度の全体も減少傾向にある。
2025年からのテレワーク頻度の変化を直接尋ねた質問では、「減った」が32.7%だった。
企業規模別にテレワーク実施率の推移を見ると、2026年はすべての企業規模で実施率が微減した。また、大企業と中小企業の差は縮小してきている。
テレワークについての企業方針(従業員回答)は、ここ2年間、「原則出社の指示」の微増トレンドが続いている。企業規模別に見ても、すべての企業規模で「原則出社の指示」が増加している。
業種別にテレワーク実施率を見ると、「情報通信業」が55.7%で、前年に続き最上位。「教育、学習支援業」は14.2%で、2024年からの2年間で8.6ポイント低下した。
「原則出社」の指示の割合が高い業種は、「教育、学習支援業(30.0%)」「電気・ガス・熱供給・水道業(29.6%)」「金融業・保険業(29.5%)」だった。
職種別にテレワーク実施率を見ると、「IT系技術職(56.9%)」 「コンサルタント(46.0%)」「経営企画(45.4%)」が上位3職種だった。2025年と比較すると、「コンサルタント」「教育関連」「商品開発・研究」などで、テレワーク実施率が5ポイント以上減少した。
テレワークを実施していない理由の1位は「テレワーク制度が整備されていない」で38.0%だった。経年変化を見ると、「テレワーク制度が整備されていない」は上昇傾向にある一方、「テレワークで行える業務ではない」は低下傾向にある。
テレワーク実施者に、今後のテレワーク希望を聴取すると、「続けたい」計で81.6%。2020年後半以降、高止まりの状態が続いている。
テレワークに関する困りごとは、「運動不足を感じる」が55.5%で最上位。2025年と比べても、主な困りごとの傾向に大きな変化がなく、全体的に定着傾向。
テレワーク時の不安感は、全体的に減少している様子は見られず、職場のテレワーク課題は解決の方向に向かっていない傾向が見られる。
パーソル総合研究所では、新型コロナウイルスの感染拡大以降、テレワーク実施率の推移を継続的に測定してきた。最新の調査結果からは、2022年をピークに、その後は緩やかな縮小局面に入りつつあることが確認できた。大手企業ほど実施率も頻度も微減傾向であり、結果として、企業規模間の格差は小さくなってきている。
また、企業規模を問わず、「原則出社の指示」がここ2年で増加してきていることも見逃せない。管理職のマネジメント負荷やコミュニケーション上の課題が変わっていないことへの対応として、出社が明示的に選択されていると見ていいだろう。一方で、職種によるテレワークの定着・縮小の傾向の差は浮き彫りになってきており、適用範囲の選別が進んでいることも同時に見られる。
しかし、働き手の「今後もテレワークを継続したい」という意向は依然として高く、下がる気配は見られない。今後のテレワークは、全社的な働き方改革施策というよりも、人材確保のニーズに合わせた、他社との差別化要因としての意味合いを強めていくだろう。
※本調査を引用いただく際は出所を明示してください。
出所の記載例:パーソル総合研究所「テレワークに関する調査(2026年)」
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