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【キャリア自律セミナー2026】時代の変化とともに変わるキャリア支援を考える 〜研究・実践・AIから見える新たな可能性〜

若年層のキャリア観の変化、キャリアパスの選択、ライフイベントとキャリアの関係、AIの浸透――働く人の姿や、企業と個人の関係は大きく変わり始めています。これまで人的資本経営を背景に、キャリア研修やキャリア面談、セルフ・キャリアドックの取り組みを重ねてこられた組織も多いと思います。しかし昨今では、これまで支援の前提としてきた「当たり前」が、ゆらぎはじめています。いま問われているのは、支援の手法を磨くこと以上に、そもそも「何を前提に支援を組み立てるのか」を捉え直すことではないでしょうか。

今年で6年目を迎えるキャリア自律セミナーでは、「変わりゆく時代のキャリア支援」をテーマに取り上げます。セルフ・キャリアドック導入後の課題と提言、若手社員の意識変化、キャリアパスの選択肢の多様化、男性育休、AI時代の人と組織のマネジメントなど、アカデミアの知見・企業の実践事例・弊社の調査研究をもとに、これからのキャリア支援を考えるための視点と次の一手につながる可能性を、皆さまと共に探ります。

第1回 2026年11月19日(木)
現代社会におけるセルフ・キャリアドックの意義と導入のポイント ~大規模調査と企業事例から見た現状と課題~

現在、労働行政では、企業内キャリア支援の標準的なパッケージとして、セルフ・キャリアドック(SCD)を推進しており、導入する企業も増えています。一方で、SCDの導入や運営における課題は、企業によって様々です。

本講演では、厚生労働省のSCD事業の立ち上げに関わった労働政策研究・研修機構の下村英雄氏が、日本の労働市場や雇用慣行などをふまえたSCDの意義と導入のポイントを解説します。

大規模調査や企業事例をもとに、経営者のコミットメント、人材育成ビジョンの策定、社内規程・運用体制の整備、キャリア研修・キャリア面談・企業内キャリア相談の組み合わせ、実施後の振り返り、組織的な改善措置など、多角的な視点からSCDを従業員個人のみならず、組織にとっても有効な取り組みにするための知見をお伝えします。

プログラム 13:30~15:00

13:30~13:35

オープニング

13:35~14:30

【第1部】講演:現代社会におけるセルフ・キャリアドックの意義と導入のポイント ~大規模調査と企業事例から見た現状と課題~
独立行政法人労働政策研究・研修機構 下村 英雄氏

14:30~14:55

【第2部】質疑応答&対談
独立行政法人労働政策研究・研修機構 下村 英雄氏
株式会社パーソル総合研究所 小室 銘子

14:55~15:00

クロージング

登壇者

下村 英雄氏

独立行政法人労働政策研究・研修機構
統括研究員
下村 英雄氏
Hideo Shimomura

筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。博士(心理学)。キャリア心理学専攻。1997年、日本労働研究機構キャリアガイダンス部門に入職。組織名変更及び昇進に伴い現職。他に東京成徳大学大学院講師、厚生労働省職業能力開発専門調査員、日本キャリア教育学会元会長。日本キャリア・カウンセリング学会元監事。主著に『現代キャリア心理学通論』(雇用問題研究会)、『キャリアコンサルティング理論と実際6訂版』(雇用問題研究会)、『社会正義のキャリア支援』(図書文化社)、『成人キャリア発達とキャリアガイダンス-成人キャリア・コンサルティングの理論的・実践的・政策的基盤』(労働政策研究・研修機構、平成26年度労働関係図書優秀賞受賞)他。国家資格キャリアコンサルタント、1級キャリアコンサルティング技能士。

第2回 2026年12月23日(水)
若手に広がるキャリアのタイパ志向――「働きやすさ」と「人材育成」を両立する職場づくり

若手のキャリア意識が変化しています。できるだけ早く成長し、キャリアを安定させたい。遠回りを避け、将来につながる経験を効率よく積みたい。さらには、早期のFIREを目指したい。こうした「キャリアのタイパ志向」が、若手を中心に広がりつつあります。

一方、働きやすい環境の整備が進む中で、若手が試行錯誤したり、難しい仕事に挑戦したりする機会は、十分に確保されているでしょうか。本講演では、調査データから若手のキャリア意識を読み解き、成長につながる仕事経験や職場環境を整理します。「働きやすさ」と「人材育成」を両立する職場づくりのヒントを得たい方におすすめです。

プログラム 13:30~15:00

13:30~13:35

オープニング

13:35~14:30

【第1部】講演:若手に広がるキャリアのタイパ志向――「働きやすさ」と「人材育成」を両立する職場づくり
株式会社パーソル総合研究所 中俣 良太

14:30~14:55

【第2部】質疑応答&対談
株式会社パーソル総合研究所 中俣 良太、品川 優

14:55~15:00

クロージング

登壇者

中俣 良太

株式会社パーソル総合研究所
シンクタンク本部
研究員
中俣 良太
Ryota Nakamata

大手市場調査会社にて、金融業界の調査・分析業務に従事した後、2022年8月より現職。人と組織に関する多様なテーマについて調査・研究を行う。現在の主な調査・研究領域は、労働力不足や働き方の多様性(副業、スキマバイトなど)。
著書に『これからの人手不足にどう立ち向かえばよいのか』(阿部正浩との共著・一般社団法人金融財政事情研究会)。

第3回 2027年1月19日(火)
「自分のために働け」をキャリア自律へ ~Hondaが取り組む夢と意志を起点としたキャリア形成支援~

Hondaは、「人間尊重」を基本理念に掲げ、多様な個人の能力・個性・創造性を活かし、新たな価値を創造する企業を目指しています。

事業環境や働く人の価値観が大きく変化するなか、従業員のキャリア自律をどのように支援し、個人の成長と組織の変革につなげるかは、多くの企業に共通する課題となっています。

Hondaでは、フィロソフィーに掲げる「人間尊重」と人事管理における「主体性の尊重」を基盤に、一人ひとりが夢や想いを持ち、自らの意思で専門性を磨き、行動する「自律的キャリア形成」を支援しています。

今回は自律的キャリア形成に取り組んだ背景や考え方、キャリア研修やキャリア相談を中心とした施策の全体像、取り組みを通じて得られた成果や課題、さらに、多様な個が能力を発揮し、組織の競争力向上につなげていくための今後の展望についてご紹介します。

プログラム 13:30~15:00

13:30~13:35

オープニング

13:35~14:30

【第1部】講演:「自分のために働け」をキャリア自律へ ~Hondaが取り組む夢と意志を起点としたキャリア形成支援~
本田技研工業株式会社 鬼塚 由美氏

14:30~14:55

【第2部】質疑応答&対談
本田技研工業株式会社 鬼塚 由美氏
株式会社パーソル総合研究所 赤座 佳子

14:55~15:00

クロージング

登壇者

鬼塚 由美氏

本田技研工業株式会社
本田技研工業株式会社
人事部 キャリア・多様性推進室
主任(キャリア支援統括)
鬼塚 由美氏
Yumi Onizuka

短大卒業後、本田技研工業株式会社に入社。
研究所および製作所の総務部門において、労務、秘書、人材開発などの業務に従事。2021年にキャリア・多様性推進室へ異動し、育児期の両立支援施策を担当。また社内のキャリアコンサルタントとして従業員のキャリア相談を行う。
2025年よりキャリア支援統括として、全社のキャリア相談や年代別キャリアデザインセミナーの企画・運営を担い、一人ひとりの主体的なキャリア形成を支援する取り組みを推進。

第4回 2027年2月9日(火)
育休はキャリアをどう変えるのか ~男性育休から考える、キャリア自律と上司の支援~

近年、男性の育休取得が広がるなか、育休という経験が本人のキャリア意識にどのような影響を及ぼすのか、その上司はどのような職場マネジメントをするべきなのかが注目されています。

本講演では、1か月以上の育休を取得した男性と、男性部下が1か月以上の育休を取得したという経験をもつ管理職を対象としたインタビュー調査をご紹介します。育休取得により、男性本人のキャリア観や復職後の働き方・生き方がどのように変化しているのか。また上司は、部下の育休取得をきっかけにマネジメントや職場の人材育成をどう見直そうとしているのか。さらに、育休というライフイベントを通じて、本人と上司それぞれがどのような課題や気づきに向き合っているのかを紐解きます。

調査結果をもとに、男性育休とキャリア自律、そして上司による支援のあり方について皆さんと考えます。

プログラム 13:30~15:00

13:30~13:35

オープニング

13:35~14:30

【第1部】講演:育休はキャリアをどう変えるのか ~男性育休から考える、キャリア自律と上司の支援~
筑波大学 尾野 裕美氏

14:30~14:55

【第2部】質疑応答&対談
筑波大学 尾野 裕美氏
株式会社パーソル総合研究所 品川 優

14:55~15:00

クロージング

登壇者

尾野 裕美氏

筑波大学 人間系
准教授
尾野 裕美氏
Hiromi Ono

日本製粉株式会社(現:株式会社ニップン)の人事、株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)のキャリアカウンセラー、株式会社リクルートマネジメントソリューションズの研究員を経て独立。その後、横浜商科大学専任講師、明星大学准教授を経て2023年4月より現職。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了、博士(カウンセリング科学)。主な著書に『働くひとのキャリア焦燥感―キャリア形成を急ぐ若者の心理の解明』(ナカニシヤ出版、2020年)、『個人と組織のための男性育休―働く父母の心理と企業の支援』(ナカニシヤ出版、2023年)がある。

第5回 2027年2月24日(水)
制度と個をつなぎ、社員の成長を支える ~リコージャパンの人事制度改革後のキャリア成長支援施策の実践~

リコージャパンでは、デジタルサービスの会社への変革と人的資本経営の推進に向け、2023年度に人事制度を大きく見直しました。管理職登用に加え、専門性を軸に成長・活躍できる複線型の仕組みを整備し、プロフェッショナル認定制度の導入など、社員一人ひとりの成長を支える制度づくりを進めています。

一方で、制度を整えるだけでは、社員が主体的にキャリアを考え、行動する状態にはつながりません。リコージャパンでは、制度改革を契機にキャリア支援施策の体系化に取り組む中で、若手層・シニア層向けの施策が先行する一方、企業の中核を担うミドル層への支援が十分ではないという課題が見えてきました。

本講演では、人事制度改革の背景に加え、社員一人ひとりが主体的にキャリアを考え行動する状態をどのように生み出してきたのか、また、上司による成長機会の提供と社員の主体的な挑戦をどのようにつないでいるのかについてご紹介します。

制度設計だけでは実現できない「キャリア自律の定着」に向けた実践と運営の工夫をお伝えします。

プログラム 13:30~15:30

13:30~13:35

オープニング

13:35~14:30

【第1部】講演:制度と個をつなぎ、社員の成長を支える ~リコージャパンの人事制度改革後のキャリア成長支援施策の実践~
リコージャパン株式会社 松木 稚佳子氏

14:30~14:55

【第2部】質疑応答&対談
リコージャパン株式会社 松木 稚佳子氏
株式会社パーソル総合研究所 小室 銘子

14:55~15:00

クロージング

登壇者

松木 稚佳子氏

リコージャパン株式会社
リコージャパン株式会社
人財開発センター 人財開発部
キャリア開発支援グループリーダー
松木 稚佳子氏
Chikako Matsuki

これまで人事領域において、労務管理をはじめ、両立支援、高齢者雇用継続、働き方改革、在宅勤務制度導入、ダイバーシティ推進、女性活躍推進、健康経営推進など、多様な人財が能力を発揮できる環境づくりに従事。現在は、人事制度改革と連動した成長支援施策の企画・推進を担当し、社員向けのキャリア相談にも携わりながら、社員の主体的な成長やキャリア形成を支援する施策の企画・運営に取り組んでいる。
人事施策を通じて、一貫して個人の成長と組織の成長をつなぐことをテーマとし、人と組織の持続的な成長を支える仕組みづくりを推進している。

第6回 2027年3月12日(金)
AIで人は育たない――AIによる「アンチ・スキリング」とキャリアの危機

生成AIの活用が急速に広がり、大きな生産性向上への期待が語られる一方で、マクロレベルでは成果の拡大は限定的であり、その具体的な効果は期待ほど見えていません。それ以上に、AIは使う人の側の成長を阻害する側面が大きいことがわかってきています。

近年の研究でもAIは人の仕事を直ちに奪うわけではないが、スキルの衰退や思考の依存、いわば「AIによるアンチ・スキリング」ともいえる事象が実証されてきています。

重要なのはAI操作スキルではなく、周辺の「5つのメタ・スキル」と「2つのマインド」です。その具体的な能力を伸ばし、維持することがこれからのキャリアの要諦になります。

本講演では、AI時代に成果を上げる人は何が違うのか、個人は何を学ぶべきか、そして企業はどのようなキャリア支援や人材育成を行うべきか、パーソル総合研究所の大規模調査をもとに解説します。

プログラム 13:30~15:00

13:30~13:35

オープニング

13:35~14:30

【第1部】講演:AIで人は育たない――AIによる「アンチ・スキリング」とキャリアの危機
株式会社パーソル総合研究所 小林 祐児

14:30~14:55

【第2部】質疑応答&対談
株式会社パーソル総合研究所 小林 祐児、赤座 佳子

14:55~15:00

クロージング

登壇者

小林 祐児

株式会社パーソル総合研究所
執行役員 シンクタンク本部長
主席研究員
小林 祐児
Yuji Kobayashi

上智大学大学院 総合人間科学研究科 社会学専攻 博士前期課程 修了。
NHK 放送文化研究所に勤務後、総合マーケティングリサーチファームを経て、2015年よりパーソル総合研究所。労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて調査・研究を行う。
専門分野は人的資源管理論・理論社会学。
著作に『職場の対話はなぜすれ違うのか』(光文社)、『罰ゲーム化する管理職』(集英社インターナショナル)、『リスキリングは経営課題』(光文社)、『学びをやめない生き方入門』(テオリア)、『残業学』(光文社)など多数。

セミナー概要

日時

2026/11/19(木)~ 2027/3/12(金)全6回
※1回単位でご参加可能です

参加費

無料

会場

オンラインセミナー(Zoom)

対象

キャリア開発・支援施策の推進・見直しにあたり、以下のような課題を持つ、人事責任者、人材開発責任者、ご担当者

・全社的なキャリア施策の方向性の設計・戦略立案・再検討をしている 
・社内公募など人事制度によるキャリアパスの提供
・キャリア研修の企画・実施、リスキリングのための学習環境の整備
・管理職によるキャリア面談、社内キャリアコンサルタントによるカウンセリング

※同業者(社員研修事業・人事コンサルティング事業・講師)、個人の方のお申込みはお断りさせていただきます。

注意事項

※お申込み後のメールが受信できない方はこちら

主催

株式会社パーソル総合研究所

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