「行動変容支援サービス ナッジロー」の提供を開始

研修転移研究と行動経済学に基づく伴走サービス

 株式会社パーソル総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:萱野博行)は、人材開発・組織開発のサービス提供の一環として、「やりっぱなし研修」を「現場の成果」に変えるための研修オプションサービス「行動変容支援サービス ナッジロー」を開発し提供を開始しましたので、お知らせいたします。

「行動変容支援サービス ナッジロー」の概要・詳細はこちら

開発の背景

 企業の人材育成に関わる方々から、以下のようなお困りごとを多くお聞きします。このようなお困りごとを解消するために本サービスを開発いたしました。

【社員教育を推進する人事部門が抱える共通の課題】

  • 社員が「研修を受けたがらない」、上司は「研修を受けさせたがらない」
  • アクションプランが「絵に描いた餅」になっている
  • 研修での「学び」が仕事に活かされない

 

サービス概要

 本サービスでは、効果的な課題解決プロセスモデルに沿って受講者に伴走することで、受講者の課題解決を支援します。本サービスの開発にあたり注目した「研修転移」とは、「研修で学んだことを、職場の実務に使用・適用すること」。学術的には「研修で学んだことが、現場で一般化され役立てられ、かつその効果が持続されること」(中原2014)と定義されています。(中原2014):中原淳著、「研修開発入門---会社で「教える」、競争優位を「つくる」」、ダイヤモンド社、2014

「行動変容支援サービス」では、研修転移プロセスに関する研究をベースに、学びを成果につなげるプロセスを、受講者の思考と行動を中心に据えて「受講前から始まる一連の実務上の課題解決のプロセス」としてモデル化しました。

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行動変容支援サービス ナッジローの特長

Point 01:研修の意味・意義の「腹落ち」サポート(課題に基づき受講者を支援)

  • 研修企画の背景・企画者の課題認識を受講者に分かりやすく伝えるためのテンプレートを提供し、研修実施担当者の負担を軽減します。
  • 学習を進めるシステムに、上司として「現場でどのような行動をしてほしいか、現場をどのような状態に変えてほしいか」を入力することで、プログラム終了後のゴールをイメージさせます。
  • 情報を伝えるだけでなく、受講者が自身の課題認識を整理し課題達成に向けて研修をどう活用するかを考えさせます。

Point 02:実行可能な行動プランへの落としこみサポート(実践につなげる計画を支援)

  • 研修で立てた行動プランについて、自分にとっての必要性を考えさせ、取り組むべき行動に修正させます。
  • 実行する上でのリスク(能力的・状況的)を洗い出し、その対策も計画させることで、実行の障害を取り除きます。
  • 学んだ内容に関するジョブエイドを提供し、実践の準備を手助けします。

Point 03:行動の習慣化支援

  • 受講者が行動に移しやすい言葉で、定期的に後押しします。
  • 研修を一緒に受講した他のメンバーと実践状況を共有、他者からの適度なプレッシャーを作り出しプログラムからの離脱を防ぎます。
  • 「学び合い」をサポートする様々な仕組みにより、受講者のモチベーションを維持します。

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パーソル総合研究所の人材開発・組織開発

ソリューションの概要・詳細はこちらをご覧ください。
https://rc.persol-group.co.jp/learning/

本件に関するお問い合わせ

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