困難な状況にも負けず、逆境や試練を機会と捉えて成長できる、しなやかで強い心=「レジリエンス」は、現代のビジネスパーソンの必須能力といえます。本研修では、3つのステップに沿って体系化されたレジリエンスを鍛えるための7つの技術を習得します。
受講対象者
技術1:ネガティブ感情を緩和する有効な方法
技術2:SPARKモデルで捉え方をコントロール
技術3:ポジティブ感情を認知増幅する習慣
技術4:ストレングス=強みを発見し活かす
技術5:自己効力感を高め逆境を切り拓く方法
技術6:サポーター=社会的支援者を再確認
技術7:ウォンツ=内発的動機を自覚する
講師歴11年の中で、中央省庁、金融機関、生命保険会社、メーカー、通信事業社、非営利法人などを中心に、200社15,000人の管理職から若手社員まで幅広い受講者に研修を提供。レジリエンストレーニングでは、単なるアカデミックな知識提供ではなく、各企業の人材育成ニーズ、ビジネスパーソンの現場実務レベルに落とし込み、行動変容につなげる運営で人気を集めている。
時間 | 内容 |
ねらい |
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9:30 | 1.レジリエンスとは何か...その必要性とは ●レジリエンス=逆境や困難を成長の原動力に変える力 ●レジリエンスを高める3つフェーズ・7つの技術 ●今の仕事になぜレジリエンスが必要なのか |
レジリエンスとは何か、それがなぜ皆様に必要なのか、ではどのような全体像でトレーニング可能なのか、といった概要を共有します。 |
2.レジリエンス強化の扉を開ける ●レジリエンス・トレーニングのスイッチ ●ワーク:自分の「逆境乗り越えグラフ」を作成する |
レジリエンス向上の肝となる考え方を共有したのち、ご自身の逆境グラフを作成します。(自身の体験を題材に1日の学びを深めていきます) | |
10:30 | 3.フェーズI【底打ち】 ●技術(1)...あるある・ネガティブ感情の気晴らし ●技術(2)...「捉え方」をコントロールするSPARKモデル ●感情のラベリングと「思い込み犬」の発見 ●ワーク:SPARKモデルで逆境乗り越え体験を分析する |
第一人者であるイローナ・ボニウェル博士が提唱するSPARKモデル(認知行動療法を簡易化した捉え方の転換を促すツール)でネガティブ感情へ対処する技術をトレーニングします。 |
13:00 | 4.フェーズII【回復】 ●技術(3)...日々の仕事を楽しく!ポジティブ感情の増幅 ●技術(4)...自分の強み(ストレングス)の発揮 ●技術(5)...自己効力感を高める工夫アサーティブネス ●ワーク:目標達成コーチング |
カードやインプロゼーションなどを使用したワークを通じて、レジリエンス資源となるポジティブ感情やストレングスを学習・トレーニングします。 自分の目標とは?乗り越えなければならない障害とは?ではどうすれば乗り越えられるか?実際の自分たちの業務を題材に、コーチングワークで自己効力感を高めていきます。 |
16:00 | 5.フェーズIII【教訓化】
●技術(6)...自分を勇気づけてくれるサポーターの洗い出し ●技術(7)...仕事の意義・目的(ウォンツ)を掘り下げる |
自分自身の中にある2つのレジリエンス資源、サポーターとウォンツを見える化します。この2つが、今後の困難に立ち向かうエネルギー源となります。 |
17:30 |
6.クロージング(学習内容の深掘り)
●ワーク:学習した内容を自分の業務へ活かす ●学びの共有 |
自分ごとへの深い落とし込み、気づきを狙います。その後、本日の学びの共有(感想など)を行い、研修終了です。 |
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