部下・後輩がOJTで成長をしていくには、育成する側からの適切なフィードバック(=ほめる、叱る)は欠かせません。日常的に発生するコミュニケーションで、部下育成に直結する「ほめ方」「叱り方」に難しさを感じている管理職の方も多いのではないでしょうか?
上司やOJT担当者側には、下記のようなスキルや配慮が必要です。
・対象者の行動傾向を捉える観察力
・コミュニケーションのTPO管理
・智と情のバランスを兼ね備えた伝達力
・指導の根拠となるマニュアルの共有
・日ごろからの自己管理 など
本研修では、「部下・後輩の成長と育成はリーダーの最大の責務」と心得て、部下・後輩の行動変容に必要なフィードバックの具体的行動について学んでいきます。
受講対象者/こんな方におすすめです
・部下・後輩育成に不可欠なフィードバックスキル「ほめる・叱る」の意味と必要性をあらためて認識し、苦手意識を払しょくする
・部下・後輩の「行動変容」を目的とする効果的なほめ方、叱り方を理解し、演習を通じて習得する
・ほめたり叱ったりした後、部下・後輩が望ましい行動を継続するためのフォロー・支援の仕方を学ぶ
【研修のゴール】
・目標達成に部下・後輩の育成が不可欠という意識の確立
・目標達成に向け、周囲の行動を変えていくフィードバック力の獲得
・徹底して成果にこだわり、粘り強く取り組む行動習慣の獲得
大学卒業後、大手進学予備校にて教務の傍ら、室長として約6年勤務の後、一般企業に転職。一貫して人材教育研修に関わり、知識・経験を蓄積。人材教育に関しては、企業の現状リサーチから問題・課題の抽出・分析、教育研修の体系づくり、マニュアルの作成、研修・トレーニングの運営実施、研修後のフォローまで、総合的なコンサルティングノウハウを提供している。2008年、各界の教育研修により貢献すべく運営株式会社スキルポッドを立ち上げ、代表取締役社長に就任。20年以上に渡り年間150を超える実践指導を続けている。
時間 | 内容 |
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9:00 |
1.ほめる・叱ることの目的は何か (グループワーク)心に残るほめ方・叱り方 ・残念なほめ方・叱り方7つのパターン ・そもそも、ほめる・叱ると効果はあるのか? ・目指すは対象者の行動変容~原因思考から目的志向へ ・ほめるも叱るもはじめの一歩は承認から ・ほめ方・叱り方の極意その① 2.フィードバックトレーニング①叱る (演習①)部下のミスを注意する(先輩・新人・観察者の三者セッション) ・そのフィードバックの後に行動は変わるのか ・叱られることに免疫のない世代を叱るには ・モチベーションを上げるほめ方・叱り方 ・ほめ方・叱り方の極意その② 3.フィードバックトレーニング②ほめる (演習②)エゴグラムタイプ別アプローチのポイント ・響くほめ方・空々しいほめ方の違いはどこに ・承認すべき3つの領域~Be Do Have ・相手のやる気スイッチを押す、ほめ言葉を見つける ・表情より望ましい行動の継続があるかどうかで判別 ・ほめ方・叱り方の極意その③ 4.フィードバックの基本スキルを身につける (演習③)行動修正を促すコーチングアプローチ ・「判断基準」の共有があって初めて腑に落ちる ・「傾聴」「質問」「整理」「承認」「計画立案」のスキル ・フィードバックの基本フレームを使いこなす ・答えは対象者から引き出す~発言比率は7:3 ・ほめ方・叱り方の極意その④ 5.リーダーとは「成果を上げる人材を創る」仕事 (演習④)ほめる・叱るチェックリスト作成 ・ほめる・叱る際に肝に銘ずべき3つのポイント ・叱っても壊れない信頼関係は日頃のストロークから ・使っていい言葉いけない言葉、使い所を間違ってはいけない言葉 ・叱っても必ず挽回のチャンスを与える ・目標は「グ・タ・イ・テ・キ」に共有する ・ほめる・叱ることで自分も成長~成長の連鎖が組織を底支えする ・ほめ方・叱り方の極意その⑤ |
17:00 |
日程 | 時間 | 会場 | 定員 | 料金(税抜) | 受付状況 |
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